昨日、「労働者の団結した力で星野さんをとり戻そう！９・２０再審学習会」を仙台で行いました。東京の事務局から神藤さんに来ていただいて、第二次再審請求書パンフを中心にして、星野さんの無実を明らかにし、星野さん奪還のたたかいの展望をお話いただきました。１４ページにわたる素晴らしいレジュメを用意していただき、再審請求のポイントを学習しました。星野さんの無実＝検察・裁判所の恣意的でデタラメな判断が鮮明になりました。参加したみなさん、いかがでしたか？
２２名の参加。１名は、先日の９月の街宣で「知りたい」と言ってビラを受け取りに来た青年でした。「民主党政権が自民党よりひどいということはないのでは？ていたらくなだけ。」「司法を正して冤罪をなくさないと」というような率直な意見を出してくれて、討論になりました。全金本山労組の方は「星野さんの裁判は、国家権力に真っ向から闘うものに対する国家暴力による弾圧。労働者の職場でのたたかいにも必ず権力の暴力が出てくる。私たちの解雇撤回闘争もそうだった。だから、労働者の現場のたたかいを広げることが大事」と。
東北大の学生さんたち、東北石けん労組はじめとした労働者がたくさん参加してくれました。最後に、９月１７日の暁子さんの面会を不許可にした徳島刑務所に対する抗議文を採択しました。（本文に貼り付けました。）
１１・７全国労働者集会～１１・２７星の全国集会の大結集へ、チラシと署名を持ち込んで頑張りましょう！
抗議文
徳島刑務所長 松本忠良 殿
本日、私たちは仙台市において「無実なのに獄中３６年！！労働者の団結した力で星野文昭さんをとり戻そう！９・２０再審学習会」を開催しました。昨年１１月２７日に星野文昭さんと弁護団が東京高裁に提出した第二次再審請求書を詳細に学び、星野文昭さんが１００％無実であることに心からの確信を持ちました。デッチ上げ逮捕から３６年目に入りました。これほどの人権侵害はありません。私たちは、星野文昭さんを一刻も早く懲役労働と刑務所生活から解放すべきだと考えます。また、二度目の再審請求に対してすみやかに裁判所が再審を開始するよう求めます。
この無実の星野文昭さんに対して、徳島刑務所は、９月１７日、家族である星野暁子さんとの面会を不許可にしました。私たちは、これを断じて許せません。今春、徳島刑務所は、連続して不当な理由で星野さんに懲罰を加え、処遇を降格し、月３回の面会を２回に減らしてきました。星野文昭さんにとって、家族や友人との面会は大切な機会です。とりわけお連れ合いの暁子さんとの面会はかけがいのないものです。その減らされた貴重な月２回の面会を突然１回しか認めないというのは全く不当です。徳島刑務所は一昨年以来、予定されていた友人面会を突然不許可にするという行為を繰り返しています。理由もその時々で様々で、どんどん前例を踏まえないデタラメで横暴なものになっています。「事前に登録されていない」「最初の登録の５人に入っていない」「面会する理由がない」そして今回は「今月は弁護士との打ち合せが行われたから２回の面会は終了した」、こんな権力を笠に着た横暴は許されません。
徳島刑務所は、すでに今年３月に、友人面会妨害の件で徳島の人権擁護委員会から人権侵害の勧告書を受けています。（被害を受けた中に宮城の３名も入っています。）にもかかわらず、改めるどころか次々と面会妨害をくり返し、星野文昭さんと面会予定の友人、そして暁子さんにまで物心両面にわたる苦痛と不利益を与えていることは、およそ法務省管轄の施設にあるまじき行為です。
しかも、今回、弁護士との再審についての打合せを通常面会にカウントしたことは、弁護士との秘密交通権をも否定することにもつながる横暴です。
私たちは、本日の再審学習会において、星野文昭さんの無実を確信し、徳島刑務所が不当な面会妨害などの星野さんと家族・友人に対する弾圧を知り怒りを新たにしました。即刻、徳島刑務所には面会妨害をやめ、これまでの不当な決定を撤回し、人権侵害を受けた暁子さんと友人に謝罪するよう求めます。
私たちは、星野文昭さんを一日も早くとり戻すために、労働者・市民の中にどんどん星野さんのことを宣伝し、署名を集め、再審開始を迫っていきます。
以上、徳島刑務所に対する抗議文として、決議します。
２０１０年 ９月２０日
「無実なのに獄中３６年！！労働者の団結した力で星野文昭さんをとり戻そう！
９・２０再審学習会」参加者一同
２２名の参加。１名は、先日の９月の街宣で「知りたい」と言ってビラを受け取りに来た青年でした。「民主党政権が自民党よりひどいということはないのでは？ていたらくなだけ。」「司法を正して冤罪をなくさないと」というような率直な意見を出してくれて、討論になりました。全金本山労組の方は「星野さんの裁判は、国家権力に真っ向から闘うものに対する国家暴力による弾圧。労働者の職場でのたたかいにも必ず権力の暴力が出てくる。私たちの解雇撤回闘争もそうだった。だから、労働者の現場のたたかいを広げることが大事」と。
東北大の学生さんたち、東北石けん労組はじめとした労働者がたくさん参加してくれました。最後に、９月１７日の暁子さんの面会を不許可にした徳島刑務所に対する抗議文を採択しました。（本文に貼り付けました。）
１１・７全国労働者集会～１１・２７星の全国集会の大結集へ、チラシと署名を持ち込んで頑張りましょう！
抗議文
徳島刑務所長 松本忠良 殿
本日、私たちは仙台市において「無実なのに獄中３６年！！労働者の団結した力で星野文昭さんをとり戻そう！９・２０再審学習会」を開催しました。昨年１１月２７日に星野文昭さんと弁護団が東京高裁に提出した第二次再審請求書を詳細に学び、星野文昭さんが１００％無実であることに心からの確信を持ちました。デッチ上げ逮捕から３６年目に入りました。これほどの人権侵害はありません。私たちは、星野文昭さんを一刻も早く懲役労働と刑務所生活から解放すべきだと考えます。また、二度目の再審請求に対してすみやかに裁判所が再審を開始するよう求めます。
この無実の星野文昭さんに対して、徳島刑務所は、９月１７日、家族である星野暁子さんとの面会を不許可にしました。私たちは、これを断じて許せません。今春、徳島刑務所は、連続して不当な理由で星野さんに懲罰を加え、処遇を降格し、月３回の面会を２回に減らしてきました。星野文昭さんにとって、家族や友人との面会は大切な機会です。とりわけお連れ合いの暁子さんとの面会はかけがいのないものです。その減らされた貴重な月２回の面会を突然１回しか認めないというのは全く不当です。徳島刑務所は一昨年以来、予定されていた友人面会を突然不許可にするという行為を繰り返しています。理由もその時々で様々で、どんどん前例を踏まえないデタラメで横暴なものになっています。「事前に登録されていない」「最初の登録の５人に入っていない」「面会する理由がない」そして今回は「今月は弁護士との打ち合せが行われたから２回の面会は終了した」、こんな権力を笠に着た横暴は許されません。
徳島刑務所は、すでに今年３月に、友人面会妨害の件で徳島の人権擁護委員会から人権侵害の勧告書を受けています。（被害を受けた中に宮城の３名も入っています。）にもかかわらず、改めるどころか次々と面会妨害をくり返し、星野文昭さんと面会予定の友人、そして暁子さんにまで物心両面にわたる苦痛と不利益を与えていることは、およそ法務省管轄の施設にあるまじき行為です。
しかも、今回、弁護士との再審についての打合せを通常面会にカウントしたことは、弁護士との秘密交通権をも否定することにもつながる横暴です。
私たちは、本日の再審学習会において、星野文昭さんの無実を確信し、徳島刑務所が不当な面会妨害などの星野さんと家族・友人に対する弾圧を知り怒りを新たにしました。即刻、徳島刑務所には面会妨害をやめ、これまでの不当な決定を撤回し、人権侵害を受けた暁子さんと友人に謝罪するよう求めます。
私たちは、星野文昭さんを一日も早くとり戻すために、労働者・市民の中にどんどん星野さんのことを宣伝し、署名を集め、再審開始を迫っていきます。
以上、徳島刑務所に対する抗議文として、決議します。
２０１０年 ９月２０日
「無実なのに獄中３６年！！労働者の団結した力で星野文昭さんをとり戻そう！
９・２０再審学習会」参加者一同
