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星野カレンダー2018の4月のページから「会津・虎の尾桜 - 原発労働者の手記に寄せて」という文昭さんの絵と「桜」というタイトルの暁子さんの詩を紹介します。
桜
病に伏せていた 日々
病院からの 帰り道だった
桜の 美しさが 突然 私をつかんだ
花ふぶき 舞う中
桜の中を 歩く
こみあげてくるのは
生命への いとおしみ
桜の花々を 心で抱きしめて
つぼみから 一日一日
咲いていく 桜の
生命に 寄り添ように
知らせてくれる 文昭
獄中で 見る 桜は
生命の 輝き そのものだ
生命を削る 原発労働者も
きっと 生命を いとおしみながら
桜の花々を 愛でるのだろう
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