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星野カレンダー2015の7月のページから「香るライラックとばら」という文昭さんの絵と「徳島刑務所」という暁子さんの詩を紹介します。
掲載が遅くなり失礼しました。
徳島刑務所
ゆりの花のついた カチューシャと
フリージアの胸飾りを つけて
金属探知機を 通った
花束の 持ち込みすらも
認めない 刑務所に
それならばと 山川さんが
考えてくれたのだ
喜ぶ 文昭との 面会を終えて
受付に 戻ると
「花のついたものは 駄目ですからね」
と 警備員
「花を 認めない 理由は 何なの? 」
「上司から 言われていますから」
美しい 花々を 愛でながら かわす
ささやかな 満ち足りた 語らいー
人間としての 営み
奪いたいのか それすらも
それならば 花を写真でと
A4の 大きな カラー写真を 見せて
それならば 洋服も 毎日 変えてと
知恵比べは 続く
ここは徳島刑務所
掲載が遅くなり失礼しました。
徳島刑務所
ゆりの花のついた カチューシャと
フリージアの胸飾りを つけて
金属探知機を 通った
花束の 持ち込みすらも
認めない 刑務所に
それならばと 山川さんが
考えてくれたのだ
喜ぶ 文昭との 面会を終えて
受付に 戻ると
「花のついたものは 駄目ですからね」
と 警備員
「花を 認めない 理由は 何なの? 」
「上司から 言われていますから」
美しい 花々を 愛でながら かわす
ささやかな 満ち足りた 語らいー
人間としての 営み
奪いたいのか それすらも
それならば 花を写真でと
A4の 大きな カラー写真を 見せて
それならば 洋服も 毎日 変えてと
知恵比べは 続く
ここは徳島刑務所
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