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「FumiAkiko カレンダー2010」の1月のページから「冬の日、暁子の心を癒すバラ」というタイトルの文昭さんの絵と「細い足踏みの雪道」というタイトルの暁子さんの詩を紹介します。
細い足踏みの雪道
細い細い 足踏みの雪道
父は つくってくれた
慣れない 手つきで シャベルを持った 私が
ようやっと 雪かきを 終えたと思って
顔を あげると
雪が もう うっすらと 積っていた日
認知症になった 父が
さびしげに 私を見守って
いつの間に つくってくれた
細い 雪道を 歩いた
その細さが とても 悲しかったけど
心に 明かりが ともった
「お父さん ありがとう」
と言うと
こぼれるように うれしそうな顔をした父よ
何度も 思い浮かべて
私の中に 生きている父に
出会う この日に
細い足踏みの雪道
細い細い 足踏みの雪道
父は つくってくれた
慣れない 手つきで シャベルを持った 私が
ようやっと 雪かきを 終えたと思って
顔を あげると
雪が もう うっすらと 積っていた日
認知症になった 父が
さびしげに 私を見守って
いつの間に つくってくれた
細い 雪道を 歩いた
その細さが とても 悲しかったけど
心に 明かりが ともった
「お父さん ありがとう」
と言うと
こぼれるように うれしそうな顔をした父よ
何度も 思い浮かべて
私の中に 生きている父に
出会う この日に
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