雨の日には雨の中を

ギンナン拾い

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〔周りのイチョウは色づいているのに、この木はまだ青々としています〕

一年越しの計画(2009/05/20の記事参照)が成功し、今日ギンナン拾いをすることができました。

昨夜から降り出した雨が朝になってもやまず、今日は無理かなーと思っていたのですが、10時ごろにはあがったので予定どおりに畑に行くことにしたのです。

Dscn0925〔うちの畑側から見た景色〕

横の細い道を抜けると車道に出ます。この道を通らないと畑への行き来ができないため、いつももったいないと思いつつ、落ちているギンナンを踏みつぶしながら通っていました。

ギンナンのにおいが嫌いな友人は、この時期だけは車道に車を停めて、100mほどの道を歩いて畑にやってきます。

タイヤにギンナンのにおいがつくのがイヤだそうで・・

たしかに良い匂いとはいえないけど、わたしはこのにおいは特に嫌いなわけではありません。だからみんなが嫌がる処理作業も苦じゃないんですよね。

やっぱギンナンが好物だからなのかなぁ~

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〔ギンナン処理の様子〕

山里暮らしをしていたころは、ギンナンを拾ったら自宅へ持ち帰り、庭で処理作業をしていましたが、町中で暮らしているとそういうわけにはいきません。悪臭に敏感なご近所さんもいらっしゃるので、畑で処理をして持ち帰らなくてはいけないのです。

黄色いバケツ一杯に拾ったギンナンを、まず果肉と種の部分にわけます。真ん中が果肉入れ、左が種入れです。

3年ぶりの作業でしたが身体が覚えているんですねー。この果肉を取り除く作業は手元も見ず、他のことを考えながらでもできちゃいます。

果肉は臭いので穴を掘って埋めて、種は水の中で洗って汚れや残った果肉を洗い流します。

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〔最初は汚くても、2度水を換えて洗えばこんなにきれいになります〕

この状態までして自宅に持ち帰り、それを見た母が「やっぱり臭いねー。この状態で落ちているの?」と言ったのにはビックリ。そっかー、いつもよく洗って乾かした後のものしか実家には持ってきていなかったから、母はその前の状態を見たことがないんですよね。

母は70代ですが佐賀市内中心部の商店街育ちのため、木から落ちた状態のギンナンを今まで見たことがないようで・・確かにわたしも山里暮らしをするまで実物を見たことはなかったけど、でもギンナンが種で、まわりが果肉に覆われていることは知っていたけどねー。

帰宅後もう一度よく洗い、水に浮いたり殻が汚れているものはよけて(これは自宅用)、残りのきれいなものをザルに広げて乾かします。1日~数日で(乾燥しすぎは禁物)真っ白のギンナンになります。

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〔ダイコンの葉の上にいたテントウムシ〕

今日はこのギンナン拾いのほかに、落花生の収穫もする予定でした。

昼前に畑に着いて、まずは全部掘り上げて乾かしておき、ギンナンの処理が終わってから落花生の収穫をするつもりだったのですが・・

他の野菜の収穫や食用ホオズキの支柱立てと誘引作業をしてからギンナン処理にとりかかり、その作業が終わったときにはもう5時だったのです。仕方がないので掘り上げた落花生を山積みにして、ビニールシートをかぶせて帰って来ました。

鳥獣の食害の心配がなければ、掘り上げてから1週間~10日くらいはそのままの状態で乾かしておくと甘みが増して、炒り落花生にしたときにおいしいのですが、うちのようなところではそんなことはできないし・・今夜一晩でもどれだけ食害に遭うか心配しています。

しかも明日は昼前から雨との予報。早起きして雨が降る前に収穫作業だけでも済ませなくては。。

コメント一覧

そのやり方は山里暮らししているときにも教えても...
そのやり方は山里暮らししているときにも教えてもらったのですが、小川とかがないんですよね~
他の方法としては、『土に埋める』『バケツに水を入れて、その中に数日浸けておく』も教えてもらったのですが、土に埋めるのも掘り返すのもめんどくさそうだし、数日間水に浸けた後のドロドロした状態を処理するのもいやだし・・で、結局手作業でとっているのです。

この作業は嫌いではないのですが、時間がかかるため他の作業時間が減ってしまうのが難点です。でもおいしいギンナンのためならば・・[E:sweat01]
来週また拾わせてもらう予定です。[E:smile]
農民salad
銀杏の果肉をとるのって面倒くさいですよねぇ・・・
銀杏の果肉をとるのって面倒くさいですよねぇ・・・
近くに小川でもあれば果肉の中の銀杏が抜けない程度の目の網に入れて水に3日ほどつけておき、水の流れている砂地で長靴で踏むと綺麗に取れるんですけどね!
しかもかなり楽に出来るんですよ(^_^)
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