〔２週間ほど前に試し掘りしたときの写真〕
天気予報では昼前から雨が降り出すと言っていたのに、朝起きたらすでに雨は降っていました。どうしても今日中に収穫を終えなければ、食べられるか腐れるかで全く収穫できなくなってしまうので、厚手の雨合羽の上下を着て畑に出かけたのです。
小降りになってくれたらいいなーという願いもむなしく、雨足はどんどん強くなり、畑に着いてしばらくすると強い雨と風、おまけに雷も鳴って、まるで嵐のようでした。
いつもならこんなにひどい天気の時は作業を中断するのですが、今日は午後から夜にかけて激しい雨が降ると言っていたし、待っていても天気が回復する見込みはないと思い、雨の中で作業を続けたのです。もしここで雷に打たれても、すぐには発見されないだろうな・・なんてことを考えながら・・
〔落花生畑の周辺にはモグラの通り道がたくさんできていました〕
２時間ほどで作業を終え、後片付けを始めたころに雨足が弱まり、どうせ一時的なものよねと思っていたのですが・・、畑を後にした12時過ぎにはだいぶ小降りになっていました。あぁ・・
今日は病院に行く日だったのですが、午後から荒れると思っていたから病院を後まわしにして畑仕事を優先したのに、病院に行っている間はずっと小降りの状態で、こんなことなら畑仕事を午後にすればよかった・・と思いました。なかなか思い通りにはいかないものですね。
〔立派な落花生が鈴生りのように見えますが・・〕
さて、こんな苦労をして収穫した落花生、帰宅後サヤを割ってガッカリ。ほとんどが空サヤなのです。
食害が多いせいかもしれませんが、残っているもののほとんどが空サヤか未熟なもの。ちゃんとしているものは全体の１割もありませんでした。
ネズミとか虫とか鳥とかは、きっと実が入っているものだけを選んで食べているので、残っているものはそうなるのでしょうけれど、それにしても空サヤが多すぎます。石灰不足とか夏場の乾燥とかが原因なのかしら・・
ここの土質は砂状なので、落花生の実は土にもぐりやすいし、収穫も株元を引き抜けばすべてついてきて簡単なので、落花生栽培には向いている畑だと思っていたのですが・・形状ではなく成分に問題があるのかもしれませんね。来年石灰を多めに施して、適期に種をまいて、それでも空サヤが多かったら、その次の年は作るのをあきらめようかと考えています。
