雨の日には雨の中を

炭火を楽しむ

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〔炭が燃えていく様子を見るのが好き。きれいだなーと思います〕

昨日で仕事が終わり、今日は朝からゆっくり過ごしていました。この1年を思い返してみると、休みの日はいつも畑に行くか遠出するか、普段できない家事をするか、体調が悪くて寝てるかで、こんなふうに何の予定もなくゆっくりする日はほとんどなかったように思います。

本当は年末の掃除と年賀状書きをするために開けておいたのですが何もする気がせず、一日中だらだらと過ごしてしまいました。たまにはこんな日があってもいいよね。(あぁ、自分に甘いわたし・・)

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〔よく燃えています。じっと見ていても飽きません〕

わたしは炭火が好きです。燃えていく様子を見るのも好きだし、匂いも好きだし、パチパチという音も好き。

でも気分的に余裕がないと炭火を熾す気になれないので、こっちに戻ってから炭に火を着けたのは1度しかありませんでした。それで今日は朝から炭に火を着けることにしたのです。

炭火を熾すといっても囲炉裏もないし火鉢も小さいものしかないため、もっぱら七輪を使います。この七輪、珪藻土を切り出して成形したもので、熱が外側に伝わりにくいため室内で使っても安全なのです。

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〔アルミ箔で包んだイモを熾火の上に〕  〔だいぶ焼けたところ〕

お湯を沸かすのも昼食もこの火を利用したのですが、それでもまだ火が残っていたので、今年収穫したサツマイモを使って焼きいもを作ることにしました。

焚き火や囲炉裏で焼きいもを作ったことはあるけれど、七輪で作るのは初めてです。どれくらいで焼けるかわからないけど、気長に焼けるのを待っていました。

20分くらいして、もうそろそろかなーと思って持ち上げるとやけに軽い。いやな予感がしながらアルミホイルを開くと、炭になったイモが出てきたのです。焼きいもではなく炭いもを作ってしまいました・・(^_^;)

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 〔完全に炭化したサツマイモ〕    〔2度目はなんとか成功〕

できた炭いもは、母が珍しがって喜んでいたけど、これで終わるわけにはいかないと炭を追加して再度挑戦。2度目はちゃんと焼きいもを食べることができました。

おそらく10分も焼いていなかったと思うのですが、それでも取り出すのが遅かったようで、外側の焼けすぎて硬い部分が少し厚かったけど、中はとってもおいしい焼きいもになっていました。(写真はうまく撮れなかったけどね)

Dscn9172〔火ばさみ、火熾し器、火吹き竹〕

炭火を熾すときに必要な道具です。

火ばさみと火熾し器はホームセンターなどで売っていますが、火吹き竹を見つけることができず、自分で作るか・・と思っていたときに100円ショップで見つけました。この3つがあると火を熾すのは初心者でも簡単にできます。

ーーー

室内で炭火を楽しむために大切なことがあります。それは換気。

換気が悪い部屋で炭を燃やすと一酸化炭素が発生します。ご存じの通り一酸化炭素は有毒なので、死に至ることもあるのです。

田舎暮らしのときの家はすきま風が吹く家だったので、さほど気にせず炭火を楽しんでいたのですが、現在の家は気密性が高くてすぐ空気が悪くなってしまうため、しょっちゅう換気をしなくてはいけません。そう考えると現代の生活に炭火は不向きなのかとも思うけど、換気さえ気をつければ安全ですしね。

できることなら囲炉裏がある家に住みたいけど、これはきっと無理だし・・今後も換気に気をつけながら炭火を楽しむしかないかなーと思っています。

コメント一覧

くみこおばの連れ合いさん、あけましておめでとう...
くみこおばの連れ合いさん、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

備長炭は火持ちが良くていいけど、高級ですもんね。ずいぶん前に1kgだけ買った備長炭を、ちびちびと使っています。今回も久しぶりなので少しだけ使ったんですよ。2番目の写真の真ん中辺りに見えませんか?

ちなみにそれ以外の黒炭は、すべて自分が(正確には自分たちが)焼いたものです。もう在庫がなくなってきたので、どこかで炭焼きをしたいと思っているのですが・・

ーーー

健じいさん、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

「火をよばれる」いい言葉ですね。炭火とかたき火とかが好きなので、その言葉がしっくりきます。
そういう表現を使えるような環境で、いつの日か暮らすことができるようになりたいものです。

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農民saladさん、あけましておめでとうございます。

わたしはたき火でも炎が出ているときではなく、おき火の状態のときが大好きなのです。じっと見ていても飽きません。
田舎暮らしの時は庭でたき火ができたので、おき火を楽しむ(焼きいもを作ったり、コーヒーを飲みながらぼんやり眺めたり)ことができたのですが、畑でのたき火のときはきっちり消火して帰らなくてはならないため、おき火を楽しむ余裕がないんですよね。

農民saladさんも同じような感じなのでしょうか?
こんにゃくを作る場所はご自宅からだいぶ離れているのですか?そこに椅子やテーブルを持ってきておき火を楽しむとか・・
あ、こんにゃくを炊いた後も作業があるんでしたっけ。だったらのんびりはできないですね。

今年はどこかで炭焼きをするか、畑の隅にレンガで簡易炭窯を作って炭を焼こうかと思っています。
やりたいことは山ほどあるけど、時間と体力には限界があるし・・ぼちぼち無理せずやっていこうと思います。
本年もよろしくお願いします。
農民salad
あけましておめでとうございます。
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
お互い体をいたわりながら頑張りましょうね!

炭っていいですよね(^^
ケヤキとかの堅い木で焼いた炭だと青白い炎が出て火力も強いんですよね!
まぁ備長炭の白炭には負けますけどね(^^;
それと、こんにゃくを作る時に雑木を沢山燃やすのですが出来上がった時に丁度、炭(おき)がいい感じになっているのでそれをいつももったいなく思うんですよねぇ(^^;
「あぁ~これで肉や魚を焼いて食べれば美味しいのになぁ」なんて思うんですよ(^^
家まで持って帰るわけにも行かないし、杉やヒノキと違って消し炭にはならないしねぇ・・・
健じい
琳さん あけましておめでとうございます。
琳さん あけましておめでとうございます。
今年も ブログを読ませて下さい。
良い年でありますように お祈り申し上げます。

わたしの昔の田舎は三河の山間部でした。炭火が生活の中で大切なエネルギーでしたから、炭火は小さな子供の頃は堀コタツ、囲炉裏、火鉢、七輪などの燃料として常備されていました。

炭焼き小屋から上がる煙がなつかしいです。
最初の火種は杉の枯れ枝や細い枯れ枝、ヒノキの皮のほぐれたもの、新聞紙。。。次に風呂釜やおくどの消し炭を入れて、次に焼いた炭を乗せて火をおこしました。

早く暖かくなるようにフーフーと吹いて火をおこしたものです。

炭火は遠赤外線の赤い火。。。ホカホカと暖かい思い出です。
かじかんだ手の平を熱くしてから手の甲をさすります。顔をなでます。。。。

田舎では火をよばれるって表現もありました。
食事をよばれるってのは分かりますが、火をよばれるなんて。。。
良い表現でした。

琳さんの赤い炭火の写真を見ていたら 次々と思い出しました。
どうもありがとうございます。
わたしには、そんな埋没した遠い記憶があったんだなあ。。。
なつかしいです。
くみこおばの連れ合い
黒炭ですね、
http://blog.yahoo.co.jp/kaida5340
黒炭ですね、
私も炭の魅力に、はまってます、
小さな手火鉢で、火と遊ぶのが、楽しいです。
備長炭が、いいのですが、大量には、買うのが、勇気いります。
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