雨の日には雨の中を

新茶づくり

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〔茶の新芽・・もうだいぶ育っています〕

体調を崩している間、自分で作った新茶が飲みたいとずっと思っていました。

友人には「もう葉が硬くなってるから無理だよ」と言われていたけれどあきらめきれず、もしかしたらまだ少しは軟らかい葉があるかも・・とか、いざとなったら硬い葉を刻んで番茶のようにするか・・などと考えながら畑に行ったのです。

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〔少しだけど軟らかそうな葉がまだありました〕

お茶の垣根のところに行ってみると、まだ開いていない芽もあり、軟らかそうな葉もありました。

適期の茶摘みは1芯2葉で摘みますが、今回はほとんど1芯1葉でしか摘むことができませんでした。

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〔これは1芯2葉で摘みました〕

出たばかりの芽よりは軟らかさも香りも落ちるかもしれないけど、そんなことは構わないのです。自分で摘んで作ったお茶なら、きっとおいしいと思うから。

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〔摘んだ茶葉〕

30分かかって摘んだのがたったこれだけ。帰宅後に量ったら40gほどしかありませんでした。

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〔電子レンジに2分かけて、冷ました状態〕

摘んできた葉はその日のうちに火入れまでしたほうがいいのですが、昨日は久しぶりの畑仕事で疲れていたため、とりあえず酵素の働きを止めるための処理だけをしました。

蒸す、炒るなどがありますが、わたしは電子レンジにかけます。摘んだ茶葉を洗って水気を切って、500Wで2分加熱します。

葉が100gのときはこれでよかったのですが、40gだと2分は長かったようです。所々茶色くなってるし・・

加熱が終わったらザルなどに広げ、うちわなどであおいでできるだけ早く冷まします。冷めたものはビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存。これが昨夜までの作業です。

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〔火入れ前の茶葉〕

ホットプレートにクッキングシートを敷いて、茶葉を広げます。

低温(指先でちょっと触れることはできるが、手のひらでジッと触れるのは熱くて無理というくらいの温度〕にセットしたままで、両手をこすり合わせて茶葉を揉んで、広げて乾かしてまた揉んで・・を繰り返します。

うちのホットプレートは小さいのでこういう方法をとっていますが、大きなホットプレートなら直接クッキングシートに押しつけて揉んでもいいかもしれません。

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〔9割がた乾燥したところ〕

今回は量も少なかったので、30分ほどでこの状態になりました。ここでホットプレートを切って余熱で冷ますと、自家製新茶のできあがりです。

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〔早速飲んでみました〕

いままで作ったものより香りは落ちる気はしたけれど、自分で作った新茶を飲めただけで満足です。

来年はちゃんと適期に摘んで作りたいですね。。

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