雨の日には雨の中を

椿油しぼり~前編~

Dscn8923

〔最初の一滴が落ちるところ・・なんとか撮ることができました〕

昨日は数年前からやりたいと思っていた椿油しぼりの体験をしてきました。

わたしが借りている畑には椿の木がたくさんあって、搾るあてもなく実を集めていたのですが、先月ネットで検索していたら、畑から近い地域で昨年昔ながらの方法で椿油をしぼったという記事を発見し、早速そのグループに連絡して、一緒にしぼらせてもらえることになったのです。

Dscn8888_2〔硬い殻を割るとこんな状態〕

まず搾る前の下準備として殻むき作業があります。

実は殻をむくのは今回初めてで、栗のような渋皮がついていたのは予想外でした。皮はついていないか、ついていたとしてもギンナンのような薄皮だと思い込んでいたので・・

殻むき作業は結構大変でした。椿油しぼりの工程で、一番手間がかかる作業はこれかなと思います。

あまり早くから殻をむいてしまうと実が乾燥するので、殻は搾る日が決まってからむいたほうがいいそうです。

Dscn8902〔2kgの実が殻むき後は1.2kgに〕

8日に搾るという連絡をもらったのが3日。その日から数日は体調が悪かったので、間に合うか(それよりまず参加できるか)心配だったのですが、母にも手伝ってもらいなんとか殻むきを終わらせることができました。

殻むきと同時に虫喰いやひからびた実も取り除いたので量が減ったとは思うのですが、それでもこんなに減るとは思いませんでした。

1.2kgの実からどれだけの油がとれるのでしょうか。。

Dscn8903

〔鉄鍋に殻むきした実を入れたところ。これで約1.6kg〕

さて当日、体調も回復したので殻むきした実を持って、南さつま市のタノカンの家に行きました。

HPはこちら→タノカン・久木野・花渡川人 http://www.tanokan.net/

わたしが着いたときにはもうすでに数人が集まっていて、今から作業が始まるというところでした。

Dscn8905 Dscn8906

〔これくらいの色になるまで気長に炒ります〕

Dscn8907 Dscn8909

〔新聞紙の上に広げて、新聞紙ごとこすって渋皮取りをします〕

Dscn8933_2 Dscn8910

〔熱いけど、手でもこすります〕〔それからフードプロセッサーで砕きます〕

Dscn8913〔蒸し器の上にあるのはシュロ皮〕

砕いた実を蒸し器に入れて蒸します。

搾るときに使うシュロ皮も、蒸し器の上にのせておきます(理由は聞かなかったけど・・)。今はこのシュロ皮も手に入りにくくなったとのこと。

蒸し上がったらいよいよ搾る工程ですが、わたしの気力がもう持たないので続きは後日アップということで・・

昨日の無理がたたったのか、今日は体調が悪くてずっと寝ていて、夜になってやっと動けるようになったのです。楽しいことだと自分の体調も考えず行動してしまうからいかんなーと反省しているところ。。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「日記・エッセイ・コラム」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2023年
2022年
人気記事