ついにお山の自宅が手元から離れました。
17年、別荘と一年間の定住。
お世話になった家。
一年前、東京を離れる時は
終の棲家としてここに定住という選択でした。
こんなにも早く離れる事になるとは
思ってもみませんでした。
そもそも、私はお山への定住は
しぶしぶだったので
こういう選択をしてくれた夫には
感謝しています。
一方で夫が描いていた
自然の中で四季を感じながら
広々とした家での暮らしを
私が壊したのかなと悪かった気持ちも少し
あります。
そんな言葉を夫に伝えると
住んでみなければ分からなかった事もあるし
お山暮らしは、ちょっと寂し過ぎたかなと。
そんな言葉でホッとした私。
本日の風景。
二人でウォーキング兼ねて度々歩いた道
4か月ぶりでした。
この地から離れたとは実感がないのです。
今日は真っ青な空に緑の山々
黄金色になり始めた稲が生えて
風景が美しかった。
この道でだらだらとお山暮らしの
不満を愚痴っていたな~わたし。
この神社にもよくお参りしていました。
ひと気がなくて落ち葉もいっぱいだった
夫が見かねて箒見つけ掃除していたっけ。
今日は最後のお礼にと
お賽銭もお札を出していた夫。
律儀なんです、夫。
私は心からお参りさせていただきました。
いつもリビングの窓から
眺めていた富士山、さようなら。
感謝。
木の成長の早さには驚きでした。
すぐ伸びちゃうのよね。
労力とお金がかかります。
若いうちは良いのです。
タケノコ取りができて
その時季は美味しさ抜群の
採れたてタケノコいただけました。
最後のランチは
別荘地内のレストランで
景色を堪能しながらの久しぶり訪問でした。
お味はイマイチ。
お山暮らしをしてから
この日をどんなに望んでいたか・・・
いざ迎えると、寂しさが湧いてきました。
17年のお付き合いは
楽しい事もあったけれど・・・。
この一年の定住は辛かったです。
合わなかったのです。
今日はこの辺で。