【2011年4月19日の記事】
おじさんの家の中では、気温が上がるのを待ちわびている植物があります。
それは、サトウキビなのです。このサトウキビ、昨年、3月に石垣諸島にツアーの旅行に行ったとき、サトウキビのジュースを飲んでいたところにあったものです。
30cmくらいに切ってあったものでした。おじさん、店の方に「このサトウキビは、このままで芽は出ますか。」と聞いたら、「温度管理さえしておけば、土地がそんなに肥えていなくても育つよ。」とのことでした。
おじさん、すごく興味がわいてきて、お店の方に分けてほしいとお願いしたところ、「あげるよ、持って行きな」といってくれましたので、2本もらいました。
帰ってから、少し大きめのプランターに入れ、部屋の中で毎日芽が出てくるか心配しながら観察していました。そうですね、4月中頃でしょうか、やっと芽が出てきました。1本に2つの節目があり、その節からトウキビのような芽が出てきました。
朝の気温が10℃くらいになったころに、外に出して、あとは水とその辺に売っている液肥をたまにやって、夜間の気温が下がるころ家の中に入れました。
ひと冬を越え育ったのが下の写真です。
サトウキビというただの棒っきれだったのですが、暖かい沖縄から寒暖の差が大きい北海道に強制移動されたサトウキビ。おじさんの興味と身勝手さにサトウキビ自身は、意外な展開になって戸惑っているものと思いますが、プランターという狭い土地の中でたくましく成長し続けています。今では、高いところで3mを超えています。天井が吹き抜けでないので上のほうは海老状態です。
早く外に出してやって、のびのびと空に向かわせてやりたいと思っています。朝の気温が高くなるのをサトウキビと一緒に待ち望んでいるところです。
このまま順調に育てば、今年の秋を前にして収穫期を迎えます。黒砂糖になってくれるかな。
ちなみに、下の1枚は昨年の4月18日に撮ったサトウキビの芽です。南国生まれのサトウキビ君、よくぞここまで育ってくれたとしか言いようがありません。おじさんは、子供の成長と重なってしまいます。