13th Avenue - One and Only -

This is Life Style.

PJMC STORY Episode.3

2015年06月12日 | PJMC STORY Episode3


黒き鉄の塊
http://blog.goo.ne.jp/mobile13/e/4b114fcdb22b1585ed4d132e993a530d

シーラカンスの夜
http://blog.goo.ne.jp/mobile13/e/678bd932268bb15f7aeaacc4fddee3cb

意識下への刷り込み
http://blog.goo.ne.jp/mobile13/e/348afe218740d033003ca1eead27ce30

JACK HIGH!
http://blog.goo.ne.jp/mobile13/e/13e7ffc369fc195066c2ad23edc85838

pistol jazz / anaconda


[AKIRA]
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PJMC STORY Episode.3 Chapter.4 JACK HIGH!

2015年03月12日 | PJMC STORY Episode3

PJMC STORY Episode.3
chapter.4

Hello~,Baby~!!!

良い子の皆、今日もバッチリ聴いてくれてるかな~?
最高の時間をお届けするのはイリーガルチャンネル1313「JACK HIGH!」
俺達は絶対にバレねぇ海賊チャンネル!
Djはお馴染み九龍ジャスティスが送るぜ!

今夜はこの前起こった例の事件で何と動きが有って、「THE BREAKER UNION」と「PISTOL JAZZ」そして「PISTOL JAZZ MOTORCYCLE CLUB」の手打ちが13th AvenueのCLUB13で有るんだってよ!

仲介人はあのMad Jewelry、見届け人はTigerboy&Aco Baby、そしてストリートの猛者「Midnight Crue」!!!

噂じゃあ、どうやら「THE BREAKER UNION」がMad Jewelryに泣きついたんだってさ!
それでMad JewelryがテリトリーであるエリアYAMAに連行し、ワンウイークの強制合宿キメ込んだって訳さ!
おかげでヤツ等はすっかり矯正されてきたってんだからやるよな~!

流石、愛と平和の使者だぜ!爽やかにキメてくれるぜ!!

おっとここでディレクターからメッセージが…、何々…、Mad Jewelryの今日のファンッションは相変わらずのテッカテカのリーゼント、そして爽やかにカンフースーツだってよー!ぶっ飛んでるよな~!

さあこっちは景気づけだ!
今夜の一発目はもちろん、そうあの海賊達のナンバーを送っちゃおう!
PISTOL JAZZで「ANACONDA」

ロッケンロール!!!!!
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PJMC STORY Episode.3 Chapter.3 意識下への刷り込み

2015年03月11日 | PJMC STORY Episode3

PJMC STORY Episode.3
chapter.3

「しかしアイツ等そこらじゅうに貼りまくってんなあ」
Tigerboyがプレイングハンドに「PISTOL JAZZ」な、「Pistol Jazz Midnight Crue」の通りに貼られたステッカーに目をやる。

「Pistol Jazzの遠征先に行ってはそのエリアに貼ってるらしいじゃないの。しかも最近じゃあMassive Cruiserの車に同乗してってんだからちゃっかりしてるぜ。アイツ等も上手いこと仲良くやってんなあ。」

青燕がタイのシンハービールを一口飲み微笑む。

「しかも今、各国の地下組織の奴等がシンボルとばかりに貼りまくってるって、そんなん考えただけでもサイコーだよなあ」

そういやあ過去の巨大遺跡って結局権力
の象徴としていつの時代も語られてるんだよな。Big is great!

しかしその遺跡を作り上げたとされる労働者は、その時の世界的背景によって自由にもっともらしく簡単に改ざんされる。
なぜ簡単にって?200年以上前の事を直接語れる奴等ってのが存在しないからだよ。要はおじいさんやおばあさんと呼ばれる存在の、おじいさんやおばあさんの体現が限界なんだよ。
誰も目にもして無い時代のハナシなんてリアルじゃねーんだな。だから上書きも自由。

あのデカイ遺産作った奴等もslave扱いされる者達だったり、なぜか突然workerと呼ばれる者達になったり、今度はどう呼ばれる奴等になんだろ?

過去の遺産は素晴らしき物とされるが、その実は権力の象徴。いつの時代も権力者がより偉大なる者として存在し、いつの時代でも権力者をより偉大に感じさせる事で、意識化への刷り込みへの重要物。

THE STATEは西暦と呼ばれる時代から、歴史改ざんに余念が無く、常に民衆のコントロールとして使用する事で、善悪を時代に合わせて自由にぼかしながら決めて来た。その集大成が現在のTHE STATE及び属国。

地下組織の海賊達は真実をだけ射る。
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PJMC STORY Episode.3 Chapter.2 シーラカンスの夜

2015年03月10日 | PJMC STORY Episode3

PJMC STORY Episode.3
chapter.2

夜の13th Avenueを小さな影が走る。
ご機嫌に口笛を吹きながら、カスタマイズされた自慢のキックボードで滑走する、お気に入りのシーラカンス柄のハワイアンシャツを着たTigerboyの姿。

Locals Onlyの金網までグルりと一回りの、治安維持と称してのパトロール。道中知り合いに声を掛けながらの日課。これでテリトリーの様子もバッチリ、ノートラブル。

0013番地そして自らが経営するBARが見えて来た。BARは高濃度酸素を求めて頭スッキリしたい奴等で今日も大繁盛。

13th Recordからはサンプリング処理された「PISTOL JAZZ」としては異質で実験的なサウンドが響き渡る。
Aco Babyが小さな体でUMAのリトルビッグフッドと一緒に踊ってやがる。奇妙過ぎるだろ…。

TigerboyのBARは通りを占拠したイリーガル営業スタイル。

周りの店に大好物のタイ料理をオーダー。ドリンクはそうだなあ、ミルクと砂糖をタップリ入れたジャスミンティにしよう。

逆光で見えねーが、リザーブシートに誰か座ってベトナムビア333をあおってやがる。

「お!青燕じゃん!」

ジャンプスーツを着た青燕がニヤリと微笑み返す。

Tigerboyがゼブラ柄のソファに身を沈め、運んで来たタイ料理を口に運びながら青燕に声を掛ける。

「そろそろNewな最新型波動ウイルス音源作らねーの?ウチに来るヤツ等もなんだけど、13th Recordに24時間各国からの問い合わせが激しいらしいぞ。本当は出来てんだけどTHE STATEが絡んで発表出来ないんじゃないのかって、世界中で噂が流れてるらしいんだよね。ま、THE STATEなんてカンケーねーしで、あの遺産なんて余裕でジャック出来るのにな」

青燕がビールを飲み干し、空のボトルをテーブルに置く。首元のスワローとホースシューのWチャームが揺れる。

「でもTHE STATEのヤツ等が最新型波動ウイルスに手を焼いてたら笑えるよな」
タイ料理の辛さを押さえようと、ジャスミンティを一気に飲み干す。

「俺マンゴージュース飲むけど、青燕は何飲む?」

PM25:00
赤く巨大な満月が印象的だ。
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PJMC STORY Episode.3 Chapter.1 黒き鉄の塊

2015年03月09日 | PJMC STORY Episode3

PJMC STORY Episode.3
Chapter.1

「PISTOL JAZZ MASSIVE CRUISER」

ヤツ等は「PISTOL JAZZ MASSIVE CRUISER」

黒き鉄の棺桶を駆り、闇夜をパトロールと称される徘徊により、治安維持を勤めるのがついでの使命。

マッドブラックに塗装された威圧感の有るボディ、そしてクリアに磨き込まれたガラス、ワイドサイズのタイヤに、ギラギラと反射するホイール、スピーカーからは強烈なオーセンティックなDUBサウンドが低音を最大限に響き渡る。
どうやらベースは「走り屋」と呼ばれていたヤツ等が好んでいたスポーツタイプと呼ばれる物で、THE STATEにより作り変えられた世界基準よりも少し前の産物、年代も西暦時代の80~90年代初頭と言われている時代の物らしい。
もちろんエンジンは最大限にチューンナップか、モンスタークラスに載せ替えられた物で、どっちにしろマジで化け物。マフラーから放たれるファイヤーが印象的だ。
バックミラーにはロザリオがユラユラと揺れれ、リアウインドウには「PISTOL JAZZ MASSIVE CRUISER」の文字。抜かりも無し、バッチリだな。

そしてヤツ等の頭かケツのポケットにはブルーのバンダナ、そして揃いの「PISTOL JAZZ」とプリントされたプルオーバーパーカーに、編み上げブーツ。首元には裏面にDEATH OR GROLYと文字が刻み込まれたスワローと、ホースシューのWチャーム。リスペクト感がハンパじゃない。恐れいるぜ。

集まって来た頃だし、そろそろRUNが始まる頃だ。
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PJMC STORY

2015年03月08日 | PJMC STORY Episode3

PJMC STORY Episode.3をどこに書いてたのか分からんくなっとったけど、やっと発見~!

明日から現在書き上げているChapter.4までここにアップしまっす。

PJMC STORYって、まあオレが書いてんだけど、結構書かせてもらってても楽しいんよね。
なぜなら勝手にアタマの中でストーリーが展開してくれるからね。
なので書いててたまに、「あああああ、1つの話が長くなりすぎてしもうた...」なんてことも起こるね。
アップした後に気付くんですよ、「分ければ良かったな...」てね。

そして最近今までのを読み返してたら、ちょっと加筆と言うか、軽く手を加えてたくなってしまいまして、以前から考えてはいたので、そっちもやって行くかもねーと。


pistol jazz / session for sound check before concert.


[AKIRA]
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