13th Avenue - One and Only -

This is Life Style.

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2012年11月07日 | Weblog
さて、当店の定番ボトムを再入荷しました。
こちらでござるよー。

FOB FACTORYのセルヴィッチXX5Pパンツ。
結構前からド定番になってるデニムですな。
形としてはやや細身、若干テーパードがかってまする。
バックスタイルは

こんな感じ。
かなりシンプルなデニムとなっとりますぜよ。

定番とは言え「知らなかった!」って方もいらっしゃると思うので、
ここでポイントをチェックしていきましょうかねー。
まずは

フロントのボタン。
ボタンフライです。男のボタンフライ。ていうか男はボタンフライ。
最初は閉めづらい…ってなると思いますけど、
穿いてくうちにだんだん閉めやすくなってくるのです。
自分のクセに合った感じにね、開閉しやすくなるんですよ。良いよねそれ。


パッチは紙パッチ。
紙とは言え、めちゃめちゃ強いので洗濯しても大丈夫!
ちょっと革っぽい紙パッチでする。何気に丈夫なのよ。
穿いてくうちにこれが割れたり擦れたりするのがカッコイイのよねぇ。


裾を折り返すとこんな感じに、赤耳が出てきます。
個人的には!この赤耳が!とても好きなのですよ!(何か懐かしいから)
因みに「セルヴィッチ」ってのは、この耳のことだそうです。
で、この耳は旧型織機でデニム地を織る際に、生地末端のほつれをなくす役割を果たしていたのだとか。

せっかくなので、ちょっとボスに穿いてもらいました。

こんな感じでーす。30インチ着用。ボスジャストです。
やっぱり形がかなり良いですね。こりゃ。
脚が何かまっすぐ見えるというトリック!とてもトリック!
バックスタイルは

こんな感じになるぜよ。
かなりシンプルなので、シューズはブーツでもスニーカーでもサンダルでもドンと来い。
色々とコーディネートしやすい1本ですなぁ。
あと昔の技術を用いた染色をやってるので、ちょっとやそっとじゃ色落ちしない。
でも色落ちしてアタリやヒゲが出始めた時のあの感動ったらないぞ!
というわけで、デニムを育てるのが好きな方には最適なんじゃないかしらん。

で、だ。
ここで数年穿いた例を一つご紹介しよう。
コレだ!

ボスのこのデニム、実はFOBのセルヴィッチXX5Pデニム。
原型留めてねぇぇぇぇえええ!!!
どえらいことになっております、このダメージ感。
何この股部分のヒゲと太腿部分のタテ落ち。これハンパない。
裾のアタリも物凄い良い感じに出てるぞ。何これハンパない。
バックスタイルは

こんな状態に。
膝裏のハチノスも最高に良い感じに出ておる…!
ただヘビーに穿きすぎてリペアしなきゃならんところも多々。
(近々リペアに出さなきゃーと申しておりました。)
ていうかテーパード消えてね?どこいった?
個人的に気になる紙パッチは

こんなんなってました。
すげぇ!擦れてるだけだ!
ちょっと擦れて割れてき始めてるだけだ!
やっぱ紙とは言え丈夫なんだなぁ。。。

そんで、なんでこんな感じになったのだ?と訊ねてみました。
予想外の答えが返ってきました。

間違って洗濯機に漂白剤入れて洗ったんよ。
こうなったら!と思って、乾燥機にぶち込んで、容赦なく天日干しした。


ツ ワ モ ノ 現 る 。
思わず心の中で「おいマジか…」と呟いた私が居ました。
しかし偶然の産物にしてはどえらい変化。こりゃカッコイイぞ。
そんで漂白剤入れて洗濯したにもかかわらず、この色味。
ということは、やっぱ染めがかなり強いってことですなぁ。
因みに漂白剤入れる前に、既に三年くらい穿いてたと思います。
その時は確かにあまりアタリとか出てなかったなぁ。

うーむむ、やばいな、デニム奥が深いぜ。
では最後にボスから一言。

「絶対マネしちゃダメ!!」

番長 パト子
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