高校の頃にバンドをやる中で、メンバーとは全く同じ物を着たり身に着けたりないと言うことが重要だった。
とは言えテイストは一緒にしないとバンドとしての統一性が無いので、そこは各々で頑張っていた様に思う。
いかにして他人と違うものを見付け出して着ると言う事にも、熱量を持っていた。
狭い広島の街の中、メインの本通りと、あとはその界隈だった。
高校卒業してからは、バイト代はほとんど洋服とレコード、そして遊びに消えていた。
洋服の着方とかスタイルは、バンドをやった事で上手く吸収出来き、それなりにオリジナリティも形成され始めていた。
時間が有れば、「いつも何か無いかなあ」って、街中をブラブラしていた。
洋服の流行りはもちろん有ったのだけど、全く乗る気もなかった。
90年代になると沢山のカルチャーが出て来て面白かった。
アンダーグラウンドだった物が、バンバン雑誌でも紹介され始めていた。
パンクバンドやってたし、音楽とリンクしたスタイルがいつも好きだった。
その後の東京ガレージシーンのファッションには衝撃を受けた。
ハタチ過ぎたくらいに初めて刺繍の入ったジャケットを買った。襟付きのヤツだ。
まだスカジャンとかよく分からなかったけど、単純に欲しいと思ったのが切っ掛け。
そしてアロハもスカジャンも徐々に雑誌で特集され始めて来てた頃だったかな?
Rock'a Beatジャケットを譲ってもらう事になった。
やっぱり襟付きのヤツなのだ。肩パットが入っていたので、カッコ悪いので抜いて着ていた。
やっぱりロールアップした501に、レッドウイングのエンジニア履いて、合わせていた。
そう言えば、アメリカナイズされていたのか、やたらとサイズはデカかった。
皆が思い描くスカジャンは、当然サテンでリブ付きのタイプ。
オレはなぜか昔から襟付きの物を選んで着る癖が有った。
そう言えばウチで作った数々のスカジャケも、全て襟のタイプだった。
やはり単純に好きなんだと思う。
リブ付きの物はビンテージのマップに38度線が入ってない物や、コーデュロイの物を未だに持ってはいるが着た記憶が殆ど無い。
あ、でも5~6年前にバンコクのマーケットで買った、サテンのリブタイプのスカジャンは、普段好んでよく着ている。
見た事が有る人も多いと思う。
しかも刺繍もバックにOKINAWA MAPがちょっと入っているだけで、フロントは無地、そしてリバーシブルタイプでは無い、誰が見てもチョイスしないだろうなって代物だ。もちろん造られたバックボーンも全く分からない。
しかしオレにはマーケットの中で輝いて見えたのだ。
今でも出張で何処かに行く度に洋服屋行ったり、レコード屋に行ったりして色々探している。
未だに高校の頃のバンドで”ステージに出るための洋服”を捜し歩いてた延長線上にいるらしい。
そしてその後に洋服屋をやる事になる、一つの切っ掛けになったかもしれないしで、そう考えるとガキの頃の熱量って凄いな。
あとは好きになったらとことん”好き”ってな、性分も有るんだろうな。
じゃないと洋服作るとこまでは行かないよ。
本当に好きじゃないとやれないよ。
ギラギラシテヤレ
クダラナイコトイキテルヒマハナイ
web shop↓↓
https://13thavenue.thebase.in/
The Wanderers - Beyond the law
13th Avenue~十三番街商店
[ADDRESS] 810-0021
福岡市中央区今泉1-18-20クレスト今泉102
[TEL] 092-781-6286
[OPEN] 13:00-19:00
[HOLIDAY] IRREGULAR
[13th Avenue HP]
http://www.13th-avenue.com/
[13th Avenue web shop]
http://13thavenue.thebase.in/
[LUCKY TOWN web shop]
https://luckytown.thebase.in/
[13th records web shop]
13threcords.thebase.in
[FACEBOOK]
www.facebook.com/13th.avenue.faith13/
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます