MoCA研究所(JL1MCA 無線とコンピュータのBlog)

趣味のアマチュア無線とコンピュータ関連について、忘備録のつもりでのんびり記録

ストリーム(RN1)ドアロック アクチュエータ交換

2017-06-04 16:35:49 | DIY

17年目の初代ストリーム(RN1)ですが、さすがに少しづづ具合の悪い所が出てきました。

リモコンあるいは運転席側のドアロックと連動して、すべてのドアのロックが動きますが、左側前後のドアロックが時々動かない事が多くなりました。開かないだけなら良いのですが、ロックした際に閉まらない場合があるので、防犯上よろしくありません。ディーラーで見積もったら、部品代と同じくらいの工賃がかかるようなので、自分で取り換えることにします。

 

■部品の取り寄せ

型番を調べたら、

左側(前席・後席)用:72155-S5A-003

でしたので、それを2個手配。右側(後)は形が左右異なること、運転席側は集中ドアロック信号を出す必要があるため、別型番ですのでご注意を。

■必要な工具

 内張りはがし、プラスドライバ

エーモン 内張りはがし プラスチック製ソフトタイプ 1427
エーモン工業(amonkogyo)
エーモン工業(amonkogyo)
エーモン 内張りはがし(DX) 小さいクリップ用 1423
エーモン工業(amonkogyo)
エーモン工業(amonkogyo)

内張りはがしは2種類用意しました。金属のものは、ネジを隠しているカバーと、ビニールをはがし前にクリップを外す際に使用しました。

■作業開始(左側(後席))

では、作業を始めます。

邪魔になるので、最初に窓ガラス側の三角のパネルを外しておきます。クリップ2か所で固定されているので、上の方から引っ張っていくと外れます。

内張りを外すために2か所(ネジ3本)を外します。

ドアノブの目隠し蓋を外すと2本のネジが、取っ手の奥にも1本ネジがあるので、外します。

その後内張りを外しますが、上側がドアに引っ掛かっている形なので、下の方から内張りはがしを突っ込んで持ち上げ、指を入れながら少しづつ外していきます。

クリップが全て外れたら内張りを持ち上げます。ドアノブ部分はドア側に残るので、少し曲げながら内張りの穴から外します。

この時点で、内張りとドアはウインドウスイッチの配線でつながっているので、カプラの爪を押しながら引き抜きます。これで内張りが外れます。

作業場所はビニールの内側なので、左上の黒いクリップ(1箇所)を外し、写真のようにはがします。白いベトベトは服や髪の毛に付くと厄介なので、注意しましょう。見えてきた穴の左側を覗き込むと、アクチュエータが見えます。

この時点で、必ずドアをロック状態にして下さい。二重丸部分のピンが見えている状態にしないと、うまく外せません。

次に配線のプラグを抜きます。左側の爪を押しながら抜いて下さい。

その後ネジ(2箇所)を外すと、アクチュエータの白いパーツが外れます。

左が外した物、右が新品です。外見からは不具合は分かりませんが、長年の使用でモーターのブラシが摩耗しているはずです。

交換部品の取り付けは逆の手順でOKですが、ますはアクチュエータの緑のパーツをドア側のピンに引っ掛けましょう。その後ネジ止め→カプラの差し込みの順でやると失敗しません。この時点で、一応動作確認しておきましょう。

内張りの取り付けは、ウインドウスイッチのカプラ差し込み→ドアノブパーツを内張りの穴に通す→上側をドアに引っ掛ける→こぶしで叩きながらクリップを固定→ネジ2箇所(3本)取り付け→目隠しカバー取り付け→三角のパネル取り付け、で完了です。

 

■作業開始(左側(前席))

作業方法は後席と同じなので省略します。

前席の方が中が見やすく、作業が楽でした。

こちらは、ピン側のパーツは白でした。

 

以上で、ロック動作も快適になりました。小さい音ですが、後席側でロック時の「キューッ」という音は直らなかったので、気が向いたらまた調べてみます。

作業時間は写真を撮りながらでも片側30分程度で、割合簡単でした。

 


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