端材(はざい)工作

2023-04-09 | 木工館で作れるものは?


当館館内にある、端材コーナーの材料のみを使い、自由に好きなものを制作していただきます。

いくつ作っていただいても、どれだけ材料を使っていただいても   
1000円/1人 です。(指導料が +500円かかります)

正直申し上げて 

どのメニューよりも なによりも 一番難しいです

保護者の方が相当得意でないと 私のお手伝い賃が加算されて高額になります。

「簡単に 子供らしく 端材で ちゃちゃっと させてくれたらいいです」
とおっしゃられる保護者の方いらっしゃいますが…
それなら お家でやりましょう 
なにも お金をかけて木工館の木工教室に来る必要はありません。


「冷蔵庫の中で 適当にちゃちゃっと お昼ご飯 作っといてね」
っと お台所に全く立ったことのない方に言っているのと同じです
ちゃちゃっとできるわけないでしょ?


保護者の方が作業されて 木工館職員がお手伝い一切なく終わる場合は追加料金かかりませんが


特別なお手伝いが発生した場合は 50円~ 作業内容によりお手伝い手間賃いただきます。
作業後 ご説明させて頂き納得いただいたうえでお支払いをしていただきます。
多くの方が お手伝い賃 半日 1000円~ 2000円 かなと思います…

※ これを明確にしようとすると 全体的に値段を上げないといけませんので この様なアバウトな値段設定となっています。



ただし 注意していただきたいことがあります。


対応職員が、1名の為、 混雑状況によっては、 ご同行いただく保護者の方の 工作の得意 不得意により、出来上がりに相当の差がでます。

端材コーナーの為に材料を購入しておりません。
     あくまで、キットを準備した残りであったりするものをまとめております。
     よって、その日によって、豊富な日もあれば、 在庫が少ない日もございます
     特に 夏休み期間中は 小さい材料しかありません!!!!!

     

端材コーナーはこんな感じです。


夏休み期間中は もっとこれらが 細かくなっちゃいます

ちょっと特殊な形(〇 △等)は すぐになくなる傾向があります



自分でのこぎりで切るところから始まりますので、皆さんが想像されるより結構難しいです。

でも、お子様らしいいい感じのものが出来上がることが多いです。


ただ、

「何をつくろうか」

を考えるだけで時間かかってしまうお子様も多いので、すぐに決まらない場合はキットにて作業されることをお勧めします。



一応ご参考までに

 

注意 動く木のタイヤは、1個25円(4個100円)+お手伝い賃 別料金になります。

小さなもの、簡単な物でしたら、まあまあできます。
大きなものは相当頭が柔軟でない限り難しいかと思います。
 
    5センチ以上の幅広い材料は豊富にありません。
    端材コーナーに放出してもすぐになくなっちゃいます。
    材料の御持ち込みもOKです。 
    そうめんの木箱や、かまぼこ板など、
    普段の生活で手に入る物を使えそうでしたらどうぞお持ち込みください。

   ご近所の工務店、製材所などで端材をいただいてのお持ち込みもOKです。
   が、機械で割ったり削ったりしないといけないような材料は控えてください。
   夏休み期間中は大型機械をなるべく動かしたくありませんので。
   また、特殊な加工が必要になりましたら、別途料金もいただく形になります。


端材工作で 私がみっちり お付き合いをしながら つくると 高額になります
端材工作で 夏休み中の混雑している日ですと 本当に放置状態です
思った通りのものができなかったと 怒る方がいらっしゃいますが
思ったものがわからなければ指導はできません
こんな程度のものしかできなかったと SNSに書かれる方もいらっしゃいますが
何度も書きますが 難しいんです!!
ちょろっと説明して 指導して 立派なものができるわけではありません

何歳だから 何年生だから 遊べるようになるものではありません。
小学生さんの宿題についてきた 中学生さん
「端材で遊んでおきます」とおっしゃられますが おーーー っと思うものを作れる方は 20数年対応してきて 3人ぐらいです。
端材で自由に遊べるようになるのも 経験 が必要なのです

冷蔵庫の中身見て 30分で 残り物だけで晩御飯作れるようになるにも 経験が必要でしょ?
もちろん 得意 不得意ありますけどね

本当は 

端材で作る 失敗する 悔しい思いをする 
もう一度チャレンジする 失敗する なんでだろうと疑問に思う
もう一度チャレンジしようと 対策を練る(事前に考える)

このあたりまで 何年かかけてくれるのが理想なんですけどね(笑)

昔は 落ちていた木 や そこらにまくれていた大工道具などで 
遊びながら 得意な年上の人が 下の子のために作ってあげる
それを見ながら やってみて できなくて 悔しい思いをして
また 上手な人の作り方 使い方を見て 再チャレンジして...

この中に 今の子達に足りないと言われている 
失敗経験 成功体験が入ってくるわけなんですよ

もちろん 木工館の木工教室がそんな位置づけにしたいのは したいんですけど
「維持費」「人件費」を稼がないといけないので 
料金が高くなってしまうのです

ホンモノの体験をさせるのも 結構大変なものですよ(笑)




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