大つけ麺博第二陣に出陣しました。
食べたいお店を柔らかめのルールを作って各陣5店舗くらいずつ食べていければよいなぁと思っており、第一陣は2店と3店の計5店、第二陣の1回目は3店を頂くことができました。
今回は残す7店から2~3店頂きたいのですが、2店は既に決まっています。
まずは東京の「麺屋 つけ麺 太輔」。
前回の生地の通り、昨年と全く違うメニューでの出品、かつ近年注目している甲殻系仕様なのでこれは是非食べたいなと。
オープンと同時に会場に着き、そのままお店の前まで直行。
2番目をゲットしました。
太麺を使っているので麺茹で時間がかかったのか、10分ほどかかって出品作「一杯に甘エビを200匹以上使ったちょ~エビつけ麺」が提供されました。
おぉ、つけダレも濃厚そうで何やら海老色のものが浮き、麺にも干しエビやエビパウダー、茹で海老などが乗り、エビへのこだわりを感じさせるルックスですね。
この細かいトッピングは何なのかは後程。
まずは麺を頂きます。
エビパウダーと干しエビが絡んできて、麺だけでも海老風味がほんのり。
つけます。
つけダレは粘度高めのドロ系で、コシのある太麺にしっかり絡んできます。
海老風味がとにかく濃厚ですが、味付けを抑えめにしたことで海老の風味が前面に出て、しっかりした麺の噛み応えとドロ系つけダレの組合せがとても良くて美味しいです。
ただちょっとつけダレがぬるめかな・・・。
結構なドロ系なので焦げやすいリスクがある為なのか、あまりアツアツにしなかったのでしょうか。
茹で海老は3~4個乗っていたかな。
プリッとした食感で美味しいです。
チャーシューは二郎系をほうふつとさせる分厚いバラロール。
脂身は少ないものの、つけダレに漬けて温めたいですが、ちょっとつけダレがぬるめだったのと、このチャーシューはそのままいただきたかったので残念。
手間はかかりますが、炙ってくれたら良かったのになぁ。
つけダレにはちょっと海老しんじょみたいな大きな具が入っています。
上に載っているのは、スナック菓子を粉砕したような海老風味パウダー。
海老しんじょも表面を下げてサクッと、中は少し柔らかめのトロっとした食感。
ラストはスープ割りです。
スープ割りは多分ですが、鰹出汁ですかね。
元々味付けが濃くないので、1.5倍くらいに割って美味しく頂けました。
さらに、麺に振りかけられていた干しエビや天かすが残り、食感があって美味しいスープ割りでした。
続いては栃木から出店の「麺堂イズム」。
こちらも待ちはそれほどなく、すぐにお店の前へ。
こちらも麺茹での時間なのか、提供までは10分ほど。
その間、店主らしき方が「どこから来たんですか」「もうどこか食べました?」「目標は全店制覇ですか?」などなど、気さくに話しかけてくれて時間はそれほど気になりませんでした。
出品作「イズムのつけ麺(醤油)」をゲットしました。
こちらはつけダレに麺、2種のチャーシューに三つ葉、レモンの輪切りとシンプルなルックスです。
つけダレは鶏白湯ベースの濃厚タイプ。
粗めの網で濾しているのか、粒感のあるつけダレになっている様子。
麺は極太とまでは行かない程度の太麺。
歯応えがしっかりしておりつやつやで舌触りの良い麺です。
つけます!
つけダレは粘度はそれほど高くはない準ドロ系、味付けはしっかり目で、鶏の濃厚な風味の奥にほんのり貝の風味を感じます。
唐辛子が気持ち入っており、味付けがしっかり目に感じるのはその効果でしょうか。
つけダレはベジポタ系のようなざらつきを若干感じます。
生ではなく煮込んだ玉ネギのみじん切りも入っています。
チャーシューは2種で、胡椒でほんのりスパイシーな鶏むね肉と、低温調理と思しき肩ロース。
胸肉は肉厚ですがパサつきはなく、塩コショウがしっかり効いて美味しいです。
反して肩ロースは薄切りで肉質しっとり、味付けは程よい感じ。
レモンの存在を忘れていて、麺は残り一口になってしまいました。
絞って麺に振りかけて頂くと、爽やかな柑橘系の酸味が鶏白湯と貝のつけダレによく合います。
もっと先に使うのでした。
ラストはスープ割り。
こちらも鰹出汁で割っているようですが、割ることで鶏と貝の旨味が逆にくっきりして美味しいです。
トッピングをシンプルにして麺とつけダレを楽しむタイプで、鶏白湯と貝の組合せが絶妙で美味しいつけ麺でした。
3杯目を行こうか迷いましたが、2杯続けて濃厚系でスープ割りも美味しかったため、過去2回と比べて胃袋は
結構満腹寄りに。
完成度の高い王道の濃厚豚骨魚介の「くり山」は、健康面も考えて今回は諦めました。
一昨年同じ味の組み立てのものを頂いていることもあり、今回はごめんなさいです。
10月は17・18食目で、2023年通算136食(97すすり29つけ10まぜ)になりました。