はい、「100日後に死ぬワニ」です。
ありがちな若者の日常の1日1エピソードを、1回4コマで連載され、最終話が13コマなので、409コマ103ページ。（書き下ろしの後日談もありますが。）
ツイッターで1日4コマずつだと、「明日は何だろう？」と少し期待しながら見ていたものが、1冊にまとまると、普通の漫画よりはるかにコマ数が少ないので、あっという間に読み終わってしまいます。
何度読んでも面白いかというと違うような気もしますが、100日間という終わりが決まっていて、その中にとりとめもないことと、後につながることが適度にちりばめられていて、読み返せる造りになっています。
そもそもが毎回4コマなので、次回以降含めて描き切れていないことを読者に想像させるのが良かったのかもしれませんね。
そして、13コマありながらも多くは語らず、読者に想像させる最終回。
恐らくこうだったのではという想像はある程度つくのですが、そのあえて多くを語らない終わり方がこの物語を象徴しているように思えます。
もむシスから感想は一切聞けていませんが（苦笑）。
