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氷月神示 他の暗号解読編 392 (通算 その2400)

国之常立神より皆様へ

現在、イブ=ミロク=マイ○レーヤ(=方言名 メッテッヤ) の生まれ変わりの女性による、
前世の回顧の続きを語ってもらっております
どうぞ

飛騨 翠:
はい…

…その夜中にふと、目が覚めました
暗いのですが、何か気配を感じるようです…
気がつくと、外からの薄明かりの中で天井付近にあの、夢で出てきた怪物(=白い龍) がうっすらと浮かんでいた
私はお釈迦様の訓練で霊視ができるようになっていたので、これはただの幻ではなく、霊魂的なものだと思えました
実際、龍は生きているかのように、ゆったり自在に動いていた…
龍は、私についてこい、と言うように目で訴え、私はまるで夢遊病のように立ち上がると、寝ているみんなの間を抜けて、ついて行きました…
外は寒くて、普段なら出ないのですが、(あの老婆を助けたような時を除いて、) その時は操られるようで、(厚着はしていた、) 歩くと寒さも平気な気がしました
…龍はずっと宙を浮かびながら案内してくれ、気がつくと、私がいつも瞑想している小山の頂上へ誘導されていた
慣れた坂道を登っていくと、頂上の手前で龍は消えた…
今日はここで瞑想しなさい、ということかなと思った
…そう言えば、1週間以上、瞑想していなかったなーー、
私はお気に入りの平たい場所に行くと、座り、型を組んだ
冷え冷えしていたが、夜空の星が美しい
…それにしても、あの怪物は?
と考えていると、心に声が聞こえた
「…私はお前を守るもの…」
「守って下さるのですか? あなたは何? ナーガ (インドの蛇神で、釈迦が悟りを開いた時に守護したと言われている) の仲間?」
と問うと、
「そうだ」
という声があった
邪心は感じなかった
そこで私は「ありがとうございます」と言うと、安楽にして、無になろうと努めた…
心地よい時間だった
顔と肌は冷えていたが、それをピシャリと封じるような気概で行った
…どうか、生きている間に悟りを開けますように、と念じて……
どのくらいの時間がたったのか、朝を告げる微風が流れてきた
空の色が変わり、夜明けが近づいた
…私は深呼吸すると、体の隅々まで冷気が行き渡った
なんという快感!心が洗われるようじゃないか!
…宇宙も、空の星々も、みなこうした冷気に包まれているのだろうか…
…どこまでも同じ冷気に包まれているなら、この私がいる地も、同じ空の気に包まれて、つながっているのだから、みんな1つなのだ、ああ、そうだ、1つなんだ、とわかった瞬間、異風が来た
ずん、と重しが胸に乗っかったようだった
…それから薄目を開けて見ると、頂上からのながめは向こうの高い山の頂きに、丁度朝日が昇る寸前だった
バラ色の光を帯び、あたりがきらめいた
美しい……最初の日が射すと同時に漠然と、めまいがした…なんだこれ…
美しさにやられたかな……
それから虹色の光が射し、ぐるぐるとあたりが回転したようだった
私は胸が張り裂けそうになり、ドックンドックン動悸がし、痛みで声が出なくなった
誰か……助けて………、
「…お前を助けるのは、このわし……」
という声がした気がした
誰……、あのナーガ……? それとも…痛い……天の法(ダルマ)のお方……?
ぐっ、と胸でこらえていたものが体に散り散りに乱れ、私は倒れた
馬鹿な……あの、朝日を見て、最後まで堪能できないなんて、私はなんて……馬鹿なんだ……
気が遠くなるにつれ、愛しいこの世を離れたくない、この手で触れている大地を、この体を離れたくない、と思いーー、それから気がつくと、私は幽体になり、ものすごい勢いで空高くへ飛んでいたーー地表からどんどん離れていく気がするーー
私は、下を振り向いた
「お釈迦様ーー!!」
片手を差し伸ばしたつもりだった
「まだ、あなたと居たい、あなたから、教えを受けていたい、私は崇敬するあなたから、離れたくないーーー!!!」

しかし、天は私を呼んだようだった
気がつくと、真っ白い、明るい、ふんわりした大きなもやのそばにいた
はっ、……私は死んだのか?!
座り込んでいて、思った
…もやから、声がした
「ようこそ、マイ○レーヤ……お前は、ご苦労であった……」
私は見上げた
…これが、神……? いや、(宇宙の) 法 (ダルマ) のお姿なのか、……?
もやは言った
「これからしばらく、休んでもらう……その前に聞こう
現世で思い残すことは?」
「沢山あります、第一修行半ばで、」
と私は懸命に訴えた
「まだ、やり残したことがいっぱい、」
私は涙目みたいになった
「そうかね」
もやは優しく笑ったような声だった
「…私はお釈迦様からの教えも消化しきれず、周りの人とも、もっと親しく交歓したかった…、
残した父のことも気がかりで、…」
などと言った
「人には運命がある
それぞれな、」
ともやは言った
…それから、
「お前に聞こう……未来に、大事な仕事をやり遂げる気はあるか?」
私は、ぐっ、と顔を上げた
「やります!なんなりと、」
ととっさに答えていた
「よかろう……では信じて待ちなさい……しばらく休ませる……現世の垢を取らんとな……」
と聞こえた
垢を取る?と思ったが、従うことにした
ここにはもや以外、何も見えない…
ただ、信じられる暖かさと白い明るさとがあった

翠:ここまでです、私のその時の記憶は、
わし:ごくろうさまでした
長かったね、語りは、
翠:はい、…でも、今回は昔ノートに記録した以外に、沢山の事を、しかも詳しく思い出せてよかったです…
最後のしぬ所は、あまりうれしくはありませんでしたけれども
わし:誰だって、最後はしぬんだよ、どう生きたかが、大事だ

…さて、みなさん、いかがでしたかな、
信じる信じないは、どうぞご自由に

…おっと、後日談がありました、
…それはいずれ次回にでも、私から語ろう、
どうも、お疲れ様でした

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