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それで話は飛びますが、翠さんの波動が上がり、ミロクとして覚醒してから正式にアダム=キリストの霊が挨拶に来、兄弟以上の関係だと言われてコンビを組み、サタン (黒いしゃがんだ山犬のような姿で、背の高さが70センチ位) 退治をすることになった
翠さんはアダムが10体位のグループでやって来たサタン達をだまし、次々と鮮やかに退治するのを見て、驚いた
最初の時だったか、彼は翠さんと話して怒ってけんかするふりをし、彼女に倒れる真似をしろとひそかに伝えた
翠さんがよくわからず気絶したふりをして横たわると、「いいか、絶対に頭を上げるんじゃないぞ」とこっそり伝えられた
そこへ、7体位のサタン達がおもしろそうにやって来て、2人を半円形に取り囲んだ
(お前たちは兄妹らしいが、) 神の御子たちでもけんかするんだな、と笑った
アダムは神からの役目に飽きて投げやりになっているふりをし、彼らと少し話をした
それから隙を見て、あっという間に彼らに気の光を当てて倒してしまった
…そのやり方は、腰を落として片足を一歩前に出してひざを曲げ、その姿勢で右腕を前に突き出し、手のひらから白い強い気の光線をビームのように連続して出しながら、左から右回りに素早くサタン達の首に順々に当てて行くもので、
まるで半円形に立っている敵達を、刀で数秒で水平になぎ払って行くような様(さま)になった
(身長70センチのサタン達に合わせた低い体勢で行ったので、発射された光線はサタン達に当たりつつ水平に弧を描きながら、床に倒れていた翠さんの頭上を、通過した
もし頭を上げていたら、強力な清めの光線に当たっていただろうし、お祓いの邪魔にもなるから、上げるなと言われた意味がわかった)
首を打たれたサタン達全員が白く輝き一斉にぱっと昇天すると、アダムはまだその体勢で右腕を自分の右後方やや斜め下に伸ばし切り、なぎ払いのポーズをしたまま、ひと呼吸じっとしていた
それから立ち上がった
「これが私のやり方だ」
彼が初めて自分のお祓い方法を見せてくれ、侍のような終わり方のポーズをしたのはちょっと可笑(おか)しかったが、手際の良さに感心した
(アダムは妹の翠さんを若い頃、ひそかに訓練で苦しめたり、偽の大サタンに変装して彼女と対決して敗れ、昇天したふりをしたこともあり、それらの事をまだ彼女に内緒にしていた
いきなり言うと驚くので、まずは彼女の信頼を得、尊敬してもらおうとしている
軽く決めポーズをしたのは、この時だけ)
以後アダムは、翠さんと先程のような怠けたりケンカする芝居をしてはサタン達の集団をおびき寄せ、だまして油断させてから、2人で示し合わせ、大きな結界でサタン達を瞬時に包んで清める方法をとったが、毎回だます芝居はいろいろ変えた
サタン達は人間の女性に興味があり、翠さんはおとり役でもあった
彼女は丹田に濃厚な気のエネルギーを持っているので、彼らはなおさらそれをほしがり、近寄ってさわりたがった
当然危険なのだが、彼女は絶対に360度隙を作らなかった
(彼女は生まれる前に須弥山で四天王に扮するアダムから訓練を受けていた時から、決して他者に自分の丹田をさわらせるなと、厳命を受けていた、)
また、アダムもサタン達の前ではわざと気の抜けたようにだらしなく振る舞い、妹の翠さんを邪険に扱う芝居をしつつ、陰では完全に彼女の身を守っていた
そんな風に、2人で毎回お祓いをしたのである……
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