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氷月神示 他の暗号解読編 207

国之常立神より皆様へ

前回、神 (=宇宙よりはるかに巨大な無形の気のもや) は、中庸で善悪のない、凪(なぎ)の状態ですと言いました
…波動のない、静かな状態ですね…
それは人間の理想にも当てはまり、物事中庸で心落ち着いた、無我の境地の時ですね…
人間は感情のふれがありますから、どうしても時折幽体を作っている気のもやが揺れて、喜怒哀楽を表し、そこに陰陽の気の波も発生しますが、
神は冷静なので、極一部に少しの波が発生するだけです… (だから、ほぼ凪)
人間は感情の波が過度に大きくなりすぎないように、コントロールするといいと思います
自分で中庸に戻せる間はいいですが、もし波が大きくなりすぎて、バランスを崩すと、そのまま元に戻れず、不安定な波動のまま、持続することになります
特に利己的な怒り、悲しみ、憎しみ、うぬぼれ、威張り、不安、恐れなどの負の感情は、度が過ぎるとその人の幽体に波動が定着し、なかなか払拭できなくなります
ですので、普段から負の波は、出てきたら、大きくならない内に自分で冷静、謙虚になり、静めてしまうのがいいのです
むろん、合理的な理由がありひどく怒ったり、自然にわく悲しみや忍耐の末に良いことがあり、喜びが爆発したとか、そういう自然な心の流れは、無理に抑えることはありません
今言うのは、そのままほっておくと、その人をスポイルしてしまうような、利己的、あるいは狭い視野や間違った意識に基づいた、不良な波動のことです…
ついでに言いますと、アダム=キリストやイブ=ミロクは、もともと幽体が中性に改造されており、安定した状態になりやすいです
彼らも、時には少し負の心(=幽体) の揺れが生じますが、すぐに小さな波動の内に抑えて戻す術を心得ています
(ただし翠さんは、たとえ悟っていても人間と共に苦しむ菩薩の役目があるので、神様やアダムがわざと彼女に気の術をかけて、少し迷わせたり心配させたりすることは、あります)

さて、横道に?それました
「風と木の詩」に現れる、悪の様子ですが、
事の起こりは、ある大金持ちの商人の息子がダンショクの趣味があり、その相手として孤児が義理の弟として引き取られた、この孤児がオーギュストです
オーギュストは大人になり、互いに好きでもない兄嫁と不倫をして子供が生まれる
これが、ジルベールです
ジルベールは誰からも愛されず、放置され、美しいのでダンショク画家のボナールがむりやり子供の彼を初○○させてしまうという、救いようのない話ですな…
以後、後見役になった実父のオーギュストは、ジルベールを魅惑的になるように仕込み、周りの人を誘惑する妖艶な少年に育て上げる…
寄宿舎に入れられたジルベールは、そこでも学院長と不適切な関係、ワルの上級生達と付き合い、奔放の限りを尽くす…同級生からは忌み嫌われているが、中には誘惑されそうになる者達もいる…
転入生のセルジュは彼に惹かれ、真剣に救おうとするが、結局まじめではあるが不適切な関係になってしまう……
実力者のオーギュストは、ジルベールが学校にいられるように、学院に多額の寄付をし、裏で生徒総監にも弱みを握って根回しをしておく…
お金と権力とどうかつとで、学校という閉ざされた社会の中にジルベールという異端児を入れ、徹底的に学校内を腐食させていく……
そこにいさえすれば、ジルベールは思いのままに生きていられた…彼が手にするのは、偽物の愛ばかりだが (本当は、彼はオーギュストに惹かれていたが、冷たくあしらわれるようになっていた)
しかし、物語の後半、一変してセルジュはジルベールを連れて、寄宿舎を脱走する
(オーギュストの支配から逃れるために)
だが、若い2人に生活力はなく、ことにぜいたく慣れしたジルベールには耐えられない
外に出た彼は、シロアリのようなもので、所詮普通の現実社会の光の中では生きられないのだ
彼はセルジュが働きに行っている間、ワルモノに目をつけられ、悪習をやめられず、自我を失い悪に埋没し、腐食した世界にまた関わったまま、自滅していくのである……

これを、サタン大好き人間たちに当てはめてみよう
例えばの話だ
今、私が仮に話すのは、お金も地位もあり、裕福に暮らしている人々の中には、悪い趣味を持ち自堕落になる人達もいる (まじめな人達もいるが、)
彼らは仲間を作ろうと、こっそりと引き入れ、1つの集団を作っていく
ちょうど、ジルベールのいる学院のように、閉ざされた空間を作るのだ
お金と権力とどうかつなどによって守りを固める……外部者は簡単に入れない
そこが腐食しきったら、どうなるのだろうか
彼らはもっと権力を広げ、仲間を増やし、誰からも糾弾されないように、さらに大きく強固な砦を作るだろう…
しかし、いつかセルジュのように壁を破る者が出てきたら?
腐敗の中心であったジルベールのようなもの達を外へ出して取り除く者が出てきたら?
その時こそ、悪の器は崩壊するのである……
マンガではそこまで描かれていないと思うが、(学院の浄化があったかどうか、)
学校の (セルジュ達の脱走を応援した友達を除いて、) 大部分の生徒達側から見れば、ある意味目の上のたんこぶであったジルベールが居なくなって、すっとしたのである
このように、悪はいつか崩壊する…

私が言いたいのは、セルジュとジルベールの立場から物語を見ると、幸せになれずに嫌な終わり方だが、学院の生徒側から見ればどうだろう
悪徳を行う中心人物の生徒が出て行っていなくなった方が、みんなにとっては本当は幸せではないだろうか
少なくとも、彼の行状を不快に感じて、遠のいて辛抱していた者達にとっては、朗報なのである
これで、落ち着いて勉学にも励める
(まあ、堕落した学院長や上級生達が急に心を改めることはないが、相手をするジルベールが居ないのだから、前のように大っぴらに不良行為をすることはないだろう
また、後見人であったオーギュストも、ジルベールが居なければ、学院に多額の寄付を続ける意味もないし、関わる意味がなくなる…
オーギュストに支配された生徒総監も、いずれ卒業していくだろうしね…)
このようにして、腐った組織共同体は、悪の中心を取り除けば、(後を継ぐ者がいなければ、) 自然と瓦解したり、変化して改良されていくものなのである
だから、見方を変えれば学校を脱走したセルジュとジルベールは、みんなにとって良いことをしたのである
堕落した環境から生徒達を救い、院長や上級生達の暴走を少し和らげ?、オーギュストによる支配から学院を解き放ったかも?しれないのである
また、ジルベールが死ぬことで、オーギュストの歪んだ、暗い復讐心?のようなものも、一旦終わりを告げたことだろう…
ジルベールにとってはかわいそうな終わり方だが、またセルジュにとっても苦く辛い喪失感だろうが、多くの人にとっては喜ばしい、という結果になる…
見方を変えるとそうだし、これを悪徳の館というか、裕福な者達の占める、悪い遊び場?があるかもしれないとすると、そこの悪の中心を誰かが取り除けば、同様に世界にとっては、喜ばしき事態なのである…
そして、アダムとイブ=ミロクは、そのような者たちが好むサ○ン達を、まず先年浄化してすべて取り除いたことで、この世に幸せの先鞭(せんべん)をつけようとしている……
つまり、学院を飛び出したセルジュとジルベールと同じこと(=乱れた学院に風穴を開けたこと=サ○ン大好きな人々に、もしかしたら喪失感を与えた?かもしれないこと) を、したのである……
後は、世の勇気ある善良な人々が皆さんと立ち上がり、社会を浄め、改革していくのを、神様と我々は見守り待っている…

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