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氷月神示 他の暗号解読編 236

国之常立神より皆様へ

前回の235で、「ヨハネの黙示録」内の「キングロボ」についての (A)・(B) 2つの暗号解読の際、私は本文中の「木の三分の一」という共通する1つの言葉を元に、「一分三」と「一三」という2通りの暗号を導き出し、(A)と(B) の答えを出しましたよね
暗号用の文字には通常、作者が裏の意味を余分に込めてあるので、普通より濃い言葉の気が付着しています
ですから、上記のように1つの言葉に2つの暗号の意味が重ねて込めてあると、更に2倍の濃い気が付着するのです
今回本文の途中に、2倍の気の濃さを持つ、「~木の三分の一~」という言葉が入っているので、丁度それが前後の文章に対し二重の橋渡し役となり、しっかりつないだような形になります
それをある種の「きずな」ととらえれば、物語中で登場人物の兄弟のきずなが強まったことを、比喩的に表せるようにもなっている、と私は言いました…
そうして補足しますと、兄弟が「きずな」を深めたことを表す「木の三分の一」から抽出した、実際の暗号の「一三」は、
「いいさ、(僕は今まで正体を隠していた兄さんを許すよ、)」という弟の気持ちに置き換えられ、その兄を許す気持ちこそが、2人のきずなを結び直すきっかけになっているので、
この濃い二重のきずな部分に、「一三 (いいさ)」の暗号が入っていることは、ぴったりのやり方と言えます…
そこまで配慮をして、暗号は「作者」に作られていると、いうことです…

さて、元は光る無形のガス体である宇宙人の兄が、キングロボに乗り移って動かすと、いかにも冷静で頼もしいスーパーロボットとして、活躍します
彼は変形できる武器として手足を装着しており、敵をなぎ倒し、危地を脱出できます
(空を飛んだり、地中に掘りもぐったりできる)
そして、困っている人達を助け出すのです
その常に顔に出さず落ち着いた雰囲気が、なんとなくアダムと似ている、彼の性格の比喩にも使えるから、たぶん黙示録に暗号として入れられているのだろう、と私は言いました
だが他の点でもこの作品は、アダム=キリストとイブ=ミロク (彼らは魂の兄妹同士) の比喩などに使えるようです…
先ほどの暗号の場面では、少年が、今まで自分を育ててくれた兄を、光る形のないガス状の宇宙人と知って動揺するが、すぐに仲直りし、兄弟のきずなを取り戻します…
以前にもお話ししたように、イブ=ミロクの生まれ変わりである翠さんは、気のお祓いの術を覚えて実践できるようになり、やって来るサタン達を祓いながら、神様に言われてやっと自分をミロクだと気がつき、それからしばらく経った頃…、
彼女の様子をいつも陰から見ていた指導霊のアダムは、2008年の5月、彼女の前に正式に現れた
彼は、本来は羽のない白い天使のような姿だが、その時は親しみやすいよう、わざと幽体で人間の男性の姿を真似ていた (前に「天使のような姿で初めて現れた」と述べましたが、訂正いたします)
恐縮する彼女に、アダムは、
「私とお前とは、兄弟以上のきずなで結ばれている」
と言ったので、翠さんは驚いた
(アダムは、天国ではキリストとミロクは兄弟のようなものなのだと、後で説明した
翠さんは戸惑いつつ、そんなものなのかと、思った)
最初は彼女はとても緊張して遠慮していたが、アダムが毎回来るたびに、彼女の緊張を解くような振る舞いをしたので、次第になじんだ
彼はその内白い天使のような本来の白い衣の姿に戻り、翠さんに、2人で協力して怠ける芝居をしては、サタンの10体ずつ位のグループをおびき寄せて、まとめて祓うやり方を教えた…
それで協力し、何回も行い、最後の方では一度に多数のサタン達を祓ったりして、とうとう3年程で、全てのサタン達を昇天させた
互いにだいぶ慣れてきた頃、アダムは彼女に、昔若い時の未覚醒の彼女を自分が陰から精神特訓して死ぬほど苦しめたこと、
また時折、神様に言われて自分が偽の大サタン、ベルゼブルを演じ、サタン達をだまして未来に祓いやすいように、長年かけてグループ化してきたこと、
2007年にはベルゼブルとして翠さんと戦い、祓われて天使に戻り昇天したふりをしたことなどを、ぽつぽつと明かした…
聞いた翠さんは驚いたものの、怒りはしなかった
彼女は元々寛容だったし、2人で行うサタン達のお祓いを通じて、アダムが良い目的のためには方便としてよくサタンなどに嘘をついたり、芝居をすることが多いとわかったからだ
そうして後年、彼女は神様から、昔天界でアダムは無形の智恵の気のもやであり、彼女は無形の愛の気のもやであって、エデンの園の伝説の、「知恵の木」と「生命の樹」で言い換えられてきた、
また無形の気のもやから人の姿にされて兄妹に改造され、アダムとイブと名付けられたと知った
そして昔神様が、うっかりサタン達を発生させたため、便宜上、しばらくそれを伏せてサタン達の退治が完了するまで、わざとアダムとイブを悪者にして、ねじ曲げた偽のエデンの園の伝説を広められたと、教えられた
(だから、人間に原罪はない)
それで、翠さんはやっと、会ったばかりの時のアダムが、お前とは兄弟以上の関係だと言った意味が、わかった

このように、翠さんがアダム=キリストの霊と出会い、その正体や自分の境遇を教えられて驚きつつ受け入れて、魂の兄妹として信頼し合う関係になっていく様が、「キングロボ」での少年と、正体を知られた宇宙人の兄が、義兄弟としてきずなを結び直す様に、よく似ていると思うのです…
(信じる、信じないは自由です
このブログでは、上記の説を基に連載してお話ししており、今は「ヨハネの黙示録」にそれを証明する暗号が沢山入っているので、私が解き明かしています)

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