氷月神示 解凍 その1734

国之常立神より皆様へ

先程の話に少しつけ足しますと、邪霊(=未成仏霊)というのは、強い悪い欲や未練を持っているもので、生きている時にある事にこだわり続け過ぎると、
(例えば私利私欲にこだわり、他人を痛めつけ、卑怯で保身にばかり走るとか、憎悪や恨みをしつこく持ち続けるとか、)
自分の幽体を作っている微細な気の粒子群が、体内で思いを込めた数ヵ所に特に密集してしまい、そこだけが重く、暗くなります……
(その人の持つ雰囲気が、暗くなる)
そして悪心や欲、マイナス思考がとても強く幽体が重くなりすぎると、死んだ時に天へ上がれず、地上をさ迷うことになります…
或いは、仕方なく地中に7つの罪別に亡者同士で集まり、コロニーを勝手に作っていました… (これを一般にジゴクという)

ですから、まず人は無欲、弱い者への優しさ、博愛、公平、清廉などを心がけていれば、まちがった偏狭な強い思いにとらわれませんから、幽体内の気のもやもリラックスして、適度に拡散しています……すると、幽体は雲が晴れたように軽やかになります
(完璧に実践できなくても、心がけていればよい)
一般に、普通の人はそんなに幽体が曇っていませんから、多少欲があろうが死んだらすんなり、天国へ行けます
行けないのはよほどの灰色や黒い雲を抱えたような極悪の者だけです
なので、どうか安心して下さい

人間は死ぬと天国で休み反省し、しばらくしたら又課題を与えられて転生し、地上で人生経験を積みながら良き対人関係の作り方を学んだり、困難を乗り越えたり、自分の至らない所を補強したりして、円満な人格をめざしていきます…
悟るまで転生するので人生は一度きりではないのですが、だらけて手を抜くことなく、毎回その場でできることを努力し、良いことを学んだり自分の人生を充実させていくことを、宇宙よりはるかに巨大で無形の気のもやである、親神様は望まれていますし、また皆さんが生き生きと幸せに過ごしているのを、喜ばれます

前にもお話ししましたが、宇宙の何………………………億兆倍もの大きさの、透明な気である親神様の中のごく一部に昔生まれた、波動のある丸い気の区画のさらにまた中に、点のごとく生まれたのが 3重球です
これは、外側から神界 (神の智恵の気でできた薄青い霧状の世界)、天界 (神の愛の気でできた白い雲状の世界)、宇宙界 (物質界) です……
みなさんは、肉体は死んでも他の物質に変成して宇宙界でずっと循環し続け、魂 (幽体) は天界の一角にある天国と、地上とを行き来して転生するので、あなた方の全てがいつも巨大な神様の中に在ります……
だから、永久に神様の外へ出ることはありません
神様はあなた方をどんなに小さくても、どのような人間であっても、ご自分の一部として大変大事に思い、愛して下さっていますから、あなた方は親神様の庇護の元にあるのです……
ただ、その良い力を受けられるかは、あなた方が親神様に素直に向き合い、信頼してこそであって、親神様と二人三脚のように心の方向をそろえれば、(=無欲、博愛、公平などの価値観を持つこと) 親神様と共鳴し合い、自然と良いエネルギーを宇宙から得られるでしょう

…どうか、この世に生み出して下さった親神様に感謝しつつ、より良き毎日をお過ごし下さい