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氷月神示 解凍 その1714

国之常立神より皆様へ

どうしましょうかね
追捕分を全部、語っていいですか
これは、私の自己証明ですさかい、
(50年前に子供だった飛騨翠さん[=イブ=ミロク] に見えない私が霊感を送って、書かせた証明である)
信じる、信じないは別ですよ
ただ、物語の一部として楽しんでもらってもいい
(なお、下欄の「自己証明」とか、「暗号」のタグで検索し、「新着順」を見ると、私が過去に行った、予言書などの暗号解読の記事が沢山出てきますので、それも十分に私の証明足り得ます)

…後2、3回くらいの記事で終わるかな…
(追捕の原文は、前に機械の別の所に記録してもらっているが、コピペせず手打ちにする)
いいですか、書き手のヒヅキさん?

ヒヅキ:……眠いです………どうしても、全部写し取ってやらなければいけませんか、
わし:がんばってな
あんたの仕事は、私を証明することやさかい、
たかが物語の断片やからて、軽視することはできひんのやで
ヒヅキ:…わかりました…

『リアの容態は、一進一退です。熱が出たり下がったり、を繰り返しました。ロスターティン夫妻は心配して、昼は夫人が付き添い、夜はお手伝いの者が看病しました。
かかりつけの医者がやって来て、診察し、首を横に振ります。何とかして、今の内に治したい、夫妻はその一念でした。
アレクセイはつまらなさそうに、屋敷の庭の池に向かって座り込みながら、時折小石を池にぽちゃんと、流し入れていました。
(リア。…今頃、苦しいだろうな。…でも、何もしてあげられないんだものな…。)
小石は、ゆらゆらと揺れて、水底に沈んでいきます。重い運命を背負ったリア、リアをそのような運命に陥れた神様を、アレクセイは恨めしく思いました。でも、祈ることは忘れません。毎夜、眠る前に神様に、どうかリアをお救い下さいと、祈りました。きっと、ケオドフも、同じ思いだったでしょう。
アレクセイは、田舎から帰っておいでという、両親の手紙をもらっていました。ここにいても邪魔になるだけだし、リアの病気が移ってもいけない。そのような、配慮からでしょう。
アレクセイは、もう数日したら帰らなきゃいけないな、ケオドフとも相談して、と思いました。実はロスターティン夫妻から二人がいてくれるとリアは会えないけれど心の張りがある、と聞いていたのです。
それで、なんだか発つのが申し訳なく、かといって夫妻も病気を移してはいけないし、と遠慮して気づかうので重い雰囲気になってしまうのでした。
アレクセイはあれこれ考える内に、今帰ったら、もう二度とリアには会えなくなるかもしれない、とひしひしと思い、そんなのは嫌だという感情が、頭をもたげてきました。』

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