空に問う。

空に問うても果てがない

小さな変化

2014-11-25 10:22:56 | 日記
ちょっとだけ家鳴りがしたけど、あの重厚感を持ったドス黒い存在は消えた。あれは何だったんだろう?正体はわからないけど視えないはずのモノが実体化を伴うのは怖い。暴走する恐れがあるからだ。正体を隠さなくなった禍モノはどんどん恐怖を吸い取ろうとする。もう躍起だ。

それは去ったような気がする。

ある意味においての神との決別。それは必要なことだったんだ。

間違いを正すための力と排除しようとする力は拮抗する。願いは一つ。世界から消し去ること。「どんな力が働けばこうなるのか」「こうなるためには何が起こったか」結局問いただしたところで妥当な答えはあっても、どうしてそうなったか」根本的な問題の発生原因は皆目見当がついているわけではなかったようだ。ただ「居た場所」が「居る場所」ではなかったと言うこと。一つ努力して資格を取れば事業が縮小した。また一つ上の資格を取れば更に縮小した。努力し職務に励むたびに反発にあった。そうなるように努めれば真逆に力が働いた。なりたいものになろうとすれば、それはどんどん遠ざかった。もしおいらの立場を別の誰かが引き継いでいればどうだったろう。3年持たなかったかもしれないが、今も営業所は存続していた可能性もあったのだ。おいらが、その任に就いたことは、あの時の過去からの『未来』にはない「存在」だったのだろう。

助けるために引き寄せられたのに、おいらはその意図を間違えて認知した。本当に藁をもすがる気持ちだったのでハズレの方を引いた。二日酔いで酒が抜けぬままの面接で受かったということは、そこに「思惑」があったからだ。3年が限度だったんだろう。なのに続いてしまった。その頃から取り入れたのが風水だったから。おいらが環境を整えるたびに、誤りが正当化されていった・・・・ような気がする。

おいらは呪いさんの存在を脅かす存在に成長していた。どんなに愚鈍であろうと悪質であろうと最弱であろうと、呪いさんは縁故でも呪術でもとても強い護りを受けていた。そもそも「仕事していないことを誰もが周知しているにクビにされない」のは不思議なことだ。支持するものがどんなに実力者であろうと、庇う範疇を超えていた。創始者に連なる家系ではないのだ。仕事を出来ないことを(仕事をしない)可哀想に思うような環境ってあるんだろうか?しないのではない。出来ないのだ。それでも安全なポストを用意されれば周りは存在を無視するだろう。ありないモノを受け入れる耐性は誰も持っていない。仮にそういう存在を認めてしまうとバカらしくなるだろう。個としての存在意義を奪われてしまう。だから世界の外において見て見ぬふりをする。居ないことと同義にする。呪いさんは周囲から浮いているのではない。沈んでいるだけだ。存在は薄い。なのに、歴然とそこにいる。

どうやらおいらや外側に暮らす者らまでには、その魔法(呪力)は及ばなかったのだろう。だから外側にいる人間から見れば「仕事しないのにポストを与えられた特異な存在」として映り、察すれば縁故であることを安易に想像する。仕事しないと専ら評判だから、自分たちを脅かす存在にはなりえないと考える。正直無関係だった。噂の仕事出来ない人として認識していた。ある意味において異物だ。だから「浮いて」見えるのだ。

しかし内側にいると、どうも本人に実力やあるように誤認されている。責任が厚いと勘違いされている。仕事をサボっていることを知りながら、みなが黙認してる。どうでもいいやと思ってる。これってやっぱりどう考えても異常ですよね。例えばド田舎の同族者に支配されるグループ会社であっても尋常じゃない世界観ですよね。創始者の序列にはいない存在であるのに、扱いはまるで血縁だ。それはどう考えても異常な事態だ。

それ以外においては、なんら疑うことのない盤石な会社であるのに・・・・。ことこの呪いさんが絡むと常軌を逸する。おや不思議・・・・。一度もブラッキーな企業だとは思わなかった。もしかすると上の人らの霊的アドバイザーなんだろうか。伊達に資格があるから一流の神職として信用しているんだろうか。坊主でも神主でも「霊能」は特に必要としないことを何らしらない無知な人ならば騙すことは可能だろう。敏い人間はいやしない。立場を恐れて居るのかもしれない。でも、呪いさんをとっとと切り離せば気の病もぜんぶ解決するのにな。トップTHEトップには特別な儀式を行っているだろう。一人ならば操ることは可能だろう。いいや亡父の掛けたまじないがまだ健在だったから6名までは短期間ならば可能であると思ったけど笑。

その人らは、各々が抱える疚しさにずっと苛まれている。見ないふりをしているものの心の底から必要な人材や適切な配属だとは思えていない。その齟齬に苦しんでいる様は安全エリア内にいるおいらたちならわかる。そこに「違和感」しか存在しないからだ。

で、安全エリヤであるおいらたちを脅かすときがたまにある。安全エリアの人間と比べられり、揶揄されたり、バカにされた時だ。するとしばらくして必ずと言っていいほど呪いさんの嫉妬にかられた人らは、何故か本人や家族に度重なる不幸がもたらされる。ほぼ100%の確率で笑。それをその都度呪いさん本人は「バチ」と呼んでた。どっちが罰当たりだ。仕事出来ないお前が悪いんじゃと思っていた。でも他人事だった。違う会社の人間だっかから類は及ばないと思っていたし、禍根には気づいていたので意識して倦厭していた笑。要するに「何か」あると踏んでいたから用心していた。過去に呪いさんの弟に関わりひどい痛手を負っていたし、あまり良い噂のない家族だし、変なモノをお祀りしてる神社の子供だと知っていたからだ。聞いた話では、同じ町に住む人らから、その家族は忌み嫌われていた。疎まれていた。そりゃあそうだ。連鎖的に自死が起こる名所の頂にある神社なのだから・・。悪い噂が立っても仕方ないだろう。兄と弟を知るものからすれば、その傍若無人さや傲慢さは、通常の人のそれではない。今思えば裏打ちされた強さを持つ、人間の余裕かもしれない。念じるだけで邪魔者が消えるというのであれば錯覚するであろう。そこまでも考えていないのかも知れない。特別な子供だと特別な生まれだと育った人間の気質を感じる。要するに「バカ」なんだ。自分が常に正しく正義の側に執行側にあると思いあがっているから、人の不幸を己をバカにした愚かな過ちの果てにある「バチ」として語る。

浅ーくひろーくおいらも小バカにされていたんだろう。彼からすればおいらはその筋に詳しい人間では全然なかったのだから・・・。おいらがそういう方面に知識が明るいと知るや否や一切その手の話はしなくなった。疚しい気持ちはあるんだろう。自分の方が誤りだって恥じてはいるんだろう。でも親から子へ繋がれた因果や資質は変えることは出来ない。人を呪うことや他人から幸福を奪うことは決して悪い事ではないと教えられて育てば、ああなるんだろう。少なくともそこには「呪う」という負の連鎖が出来上がってる。世襲される呪い。仏教ならば修業もいるだろうが、神道のそれは潔斎と祝詞だけだから、禍禍しくとも、それは成せることなんだと思う。呼び出す神が、おいらたちが悪霊と思っているものでも構わないんだから。

ラッキーな人間ではない。罰当たりな人間なんだ。決して自己に満足するわけもなく怠け続ける。少しの頑張りで他の賞賛以上のものを得られるほどの縁故がありながらも、それに甘え続ける。今は時間が味方しているが、それは長くは続かない。もう呪いさんの町にあったうすぼんやりした呪いの結界はないんだろうと思う。

だからこんなに、おいらは明るい。だって今主要メンバーは、その町にはいない時だし、おいらが昨日偶々偶然に崇敬する神社に参り、いろんな謎に気付いた日でもあったからだ。この雨はきっとそれを洗い流しただろう。糾弾されるべき相手は糾弾されるとした、普通の世界が広がっていることだろう。今度は上下は関係なく、ほかの神様も手助けしてくれるだろう。おいらはおいらの信じる神に祈ることを断ち切ったのだから。過ちを正すべき方向性であった「辞めさせる力」と邪魔者だから「辞めさせたい力」はきっと同質なんだろう。その力が混ざり続けた渦の一点が「おいら」だったんだろう。居るべき世界から、居るべきでない世界から、弾きだそうとする容赦ない力。その一方通行の方向性に気が付いたから。これはこれで消滅したんだ。

あとはいつおいらが真相に気付き、いつの時点で神にお礼を伝えるのかだけだった。報告はしないとそれは止まない。ストップボタンを押せるのは人間の方だけなんだ。願いがちゃんと叶えられたことを認めるだけだったんだ。

だから今日の神棚はとても静かだ。今まで一度もいただいたことのない神札ではない護符をお祀りすることにした。もう私を駆逐しようとした、あの左右からくるグラグラした「感覚」は消え去った。黒い影は消え去った。

こんなことを書きながらも心はとても穏やかになった笑。不思議だけど。今日の自宅は完全に守られている。

呪い返しはさすがに無理だったけど意趣返しは出来たんだと思う。正しき神も禍々しい神も、おいらが「辞める」とした事柄だけは互いに一致していたんだ。それを抗おうと無駄な戦いを両方の神に挑んだんだ。でも「辞める」方向性以外は両神の本意は違ったから、ちゃんと命だけは守っていただいた気はする。

まあ、おいらの信じた神様はとても強い神威を持たれていた。だけど信仰はなくなった。大好きな神様しかもうおいらの中には存在しない。

理解すれば魔法(呪い)は解ける。世の理はちゃんと存在してる。それを否定し続ける力はもう働いたりしない。ちゃんと正しい神の教えに従い、おいらはおいらの過ちをこんなに時間が経ったけど理解しやっと受け入れたのだから・・・・・・。もう何も邪魔する力はない。ああああああああああああ長かったです。いちばん大変な災いはなくなった。あとの諸々は霊触だから、霊能者さんに頼むとしよう。これは別件断ち切らねばならない。

神様ありがとうございました。

胸に暖かいものが蘇ってきたのが、その印なんですね。

この話に続きがあれば、また書きます。けど、それはとっても怖いオチになると思うので書くことはないでしょうけど・・・・・。




















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