スタンプの御朱印

最近、御朱印がブームになっていただく人が増えています。

お参りをしないで頂く人もいます。

オークションでも見かけます。

そういうのを見るといけないのですが、『罰が当たれば良いのに』と思ってしまいます。



そもそも御朱印というものは参拝をした証。

基本的にはお参りをした証拠に戴くもの。

だからお寺は写経を収めたり、お経を唱えます。



で、最近、参拝していて思うのですが、墨書きではなく、スタンプや印刷になっている御朱印が多くなっている気がします。

私の職場近くの根津神社も以前は墨書きでしたが、最近、スタンプになってしまった。



そのことを母と先日話していたのですが、ふとその母が言ったんです。

『御朱印の良い所って、人によって全く異なる墨書きにあるんじゃないの。あんたが、前、高野山で御朱印を頂いた時、かすれてしまってお詫びをされてしまったけど、それはその書き手さんの味であるし同じものはない証拠だって言っていたでしょ。スタンプではそういう味は出ないね。』と…。



その一言を聞いて、そうだなーと思いました。

本来、もともと御朱印は印の上に文字を書かないらしいです。

伊勢神宮や出雲大社の御朱印はだから日付のみが書かれているだけです。

勝尾寺に行った時に文字を書く前にお経を唱えて書かれていたのは本来書いてはいけないとされていた印の上に文字を書くからと先達であるマイミクさんに教えていただきました。



寺社を参拝して、御朱印を頂くのはいいことだと思います。

でも、最低限のマナーはネットという便利なものもあるので、自分も含めて勉強していかないとと思いました。

300円の御朱印で10000円を出している人にはゾッとしました。

御朱印代はお布施になるので、ちょうどにするのが原則だそうです。

私は細かいのが無くなってしまった時は『細かいのが無くなってしまいまして、申し訳ございません』と言ってお渡しします。



明日は久々に寺社巡りとお買い物します。

ルートはこれから検討します。

それでは皆様良い週末を。