ちぼの気まぐれ日記

日頃思ったことや感じたことをぼちぼち綴ったもの。

やっぱり1級の壁はとてつもなく高かった

2019-07-11 23:45:14 | 資格
先日受けた遺伝子分析化学認定士1級の結果が届きました。

もちろん、不合格です。



全部不可と思っておりましたが、なんと英語だけは良でした。

可だったら御の字でしたので、落ちたものの知識さえ何とかなれば受かると思いました。



しかし、業務を実際していないので、わからない点も多く、壁はとてつもなく高いというのが実感。

テキストだけでは過去問も解けなかったし…。

対策を考えないと一生受からない。



筆記は過去問もあるから、対策ができるけど、問題は動画試験。

病名とかの考察は全く出来なかった。

やっていないのもあるし、参考書に出会えていないのもある。



でも、やるしかない。

来年は2級病理検査士を受けるから、再受験が認められる期限ぎりぎり2年後に受ける予定。

ここで、受かれば御の字。

とりあえず筆記対策をしつつ、講習会とかで色々な先生に参考書とか勉強法を聞いてみよう。



なかなか遺伝子の技師会の研修会ってないから、苦戦。

でも取得して、現場で働きたいから諦めないで勉強します。

病理技術講習会

2019-06-23 22:54:39 | 資格
昨日の試験に引き続き、今日も同じ会場の異なる校舎へ。



今日は来年受ける予定でいる2級病理検査技師の対策として講習会に参加。

母校で非常勤で来ていた先生もいらっしゃいます。

実は縁あって、先生が月一回やっている勉強会にも参加させていただいております。

凄い第一印象は強烈なのですが、優しくも厳しくもある先生で、ポイントを押さえた講義をしてくださいます。



この講習会では学校時代のあの悪夢の臨地実習先の先生もいらっしゃいました。

何か声をかけられたらヤバいと思っておりましたが、大丈夫そうだったので、一安心。



講義は実習もありましたが、充実したものでした。

特に実習は試験で使うすでに殆ど現存しないミクロトームを使うので、貴重でした。

先輩のミクロトームの前の型なので、先輩にちょっと借りて練習させていただこうかと思っております。



講義としてはブロックと臓器の観察と染色。

臓器とブロックは脳が中心で、脳を覚えることが第一の目標でした。

これは病理解剖が近年少なくなっていることで、観察する機会が少ないこともあります。

特に開頭する場合は少ないので、脳を見ることは少ないのが現状です。

私もまだ脳がある病理解剖は3件くらいしか経験していません。

脳は学生の時も苦手で、未だによくわからない感じでしたが、今日の講義でポイントを習ったので、分かるようになりました。

問題形式の講義でしたが、9割出来ていたので、何とかなるかもと希望を持てました。



一番やばいのはやはり染色。

標本を見て、短い時間で臓器と染色を当てなくてはなりません。

まず、顕微鏡で酔ってしまい、最後1/3くらいは弱拡大でしか見られず。

何よりもいつも大体決まった染色しかしていないので、染色標本を見なさ過ぎて分からない。

来年受験と言っても全然出来ていない自分に唖然。



という事で、先生に相談。

染色液があれば、実際に標本を作ってみるのが良いという事でした。

写真で見るのと、実際の標本は違うので、やはり現物を見た方が良いと言われました。

先生から依頼があった際、余分に染めて、コレクションしようと思います。



充実した1日でしたが、凄いきつかった。

来年に備えて、少しずつ頑張ります。

とりあえず酔わないようになる方法を知りたいな。


遺伝子分析科学認定士の試験

2019-06-22 22:19:44 | 資格
今日は遺伝子分析科学認定士1級試験の日です。

今年は5年前に取得した初級の更新試験という事で、挑戦。

ですが、やはり現場で働いていないので、過去問を全部わかることが出来ずに本番を迎えました。



まず、午前中は昨年、前倒しで受けた事前講習会を受講。

遺伝子染色体検査は毎年何かしらの変更があるので、試験を受ける前に受講が受験条件になってます。

昨年と殆どスライドも変わっていないので、まとめノートを見つつ、調べものしつつ講義を聞いていました。

講義は4コマで結構ビッチリ。

これだけで結構疲れました。



昼食は出るので、それを食べて、いざ試験。

受験者は7人でした。



まずはマークの筆記。

過去問と傾向が変わっていた気がしました。

血液学的な問題が多かった気がしました。

血液は大の苦手。

という事で、沈没。

『ここ聞いてくるんだー』という問題が多くて、合格点絶対に行っていない感じでした。



休憩して、今度は英文和訳。

こちらは普通の英和辞書が持ち込み可です。

勿論、メディカルディクショナリーはNG。

なので、結構分厚い辞書を持ってこられている方もいました。

私は中学入学の時に購入したボロボロの物で対応。

問題は2問で、論文のアブストの全訳と論文を一つ読んで、方法を箇条書きでまとめるというもの。

こちらは「うーん、どうでしょう」という感じでした。



最後は動画試験。

2問で一つはFISHの検査結果を見て、結果を推定するもの。

もう1問は血液からのDNA抽出。

やったことが無いので、ほんとに知識だけで想像の世界的な感じでした。

何も書かないよりも何か書かないとと思ったので、色々書きました。



分からないなりに頭ふり絞ったので、凄い疲れた。

毎日、一か月は大学の図書館とか近くのファストフードで頑張って勉強したけど、やはりハードルは高かったな。



結果はもう週明けに1日で採点されて、来週には判定会議になるらしい。

私が受かっていたら、おそらく全員受かっていると思う。



また再受験が認められる2年後に頑張ろうと思います。

とりあえず明日から2級病理に向けてまた気を取り直して頑張ります。

指定研修会と今後のキャリア

2018-06-30 23:56:18 | 資格
先週の土曜日、遺伝子分析科学認定士の更新の為の指定研修会に一年前倒しで行ってきました。

会場は前パワハラを受けていた職場の最寄り駅。

そのため行き慣れていたので、余裕をもっていたら、なんと到着したとたんに理事長さんの挨拶が始まりました。

いつもギリギリガールの自分です。




内容はやはり今、病理検体からの遺伝子検査がブームのようで検体採取については病理検体の扱いが主でした。

後は検査そのものについての進捗状況と法律が今年は施行されるので、そのことについて。

そして、遺伝子と染色体の代表的な検査のポイントを教えていただいて終了。




午前中の3時間の講義でしたが、内容は凄い濃ゆいものでした。

そして、かなり1級は難関だなというの印象を持ちました。

でもその分、取得したらかなりのキャリアになることも実感。




終わって、終了証を戴いて、参考書を見ていました。

病理の物もあったので、見ていたら、組織ごとのブロックの写真が載っている参考書がありました。

思わず、「これ欲しい」と言ってしまったら、すかさずスタッフの先生が

「病理なんですか?」と質問。

「今まで生化学の研究室で遺伝子やっていたんですけど、2月から病理の研究室に移って、今は病理をやってます。将来、遺伝子の仕事もする予定です。」と回答。

そしたら、「今、病理の有名な先生方が勉強して、この資格を取得しようとしているので、是非2級の病理の認定技師を取得してください。」と言われました。



今の職場に入った時、入れ替わりになる先輩から「病理をやって行くなら2級病理は取った方が良い」と言われました。

先輩からも取った方が良いと言われていたのですが、私としては遺伝子をやりたい気持ちは大きいので、興味がありませんでした。

検査部では無く、研究室なので、取れるかもわからないし…。

だって、時間制限付きの実技試験があるから、こなせないし、学生の時、技師さんが受験するらしく、しごかれていたの見てたし。

ですが、有利となると取ることを考えた方が良いのかなと思いました。

ただ、3年の実務経験が必要なので今の職場で契約を更新して貰って、3年勤めないといけません。

出来るだろうか。

とりあえず仕事に役立ちそうなので、本は購入しました。



30代も終盤になって、色々キャリアを考えていかんといけない時期なのかなぁ。

とりあえず2級病理ってどんな感じなのか飲み会があったら検査部の技師さんに聞いてみよ。

でも、まずは来年。

1級、難しいかもしれないけど、頑張る。 

京都で研修会

2017-12-12 21:40:58 | 資格
この土日は京都まで行ってきました。

学会で知り合った先生が講師をされるという事で、情報を戴いていたので、行ってきました。



ただ、場所が京都。

しかも全部自腹。

経済的にどうしようかと悩みましたが、行ってよかったです。



今回は染色体と遺伝子の検査の実習。

実際検体を使って何かをするのは学校を卒業して以来だったので、すごい貴重な体験でした。

免許を取ってから初めて検査技師なんだなーと感じることが出来ました。

研究と臨床ではやはり違うなと思いました。



中でも染色体検査の実習は分からなかった各染色体の特徴を知ることが出来ました。

そして、なかなか出来なかった染色体46本を全て正しく番号順に並べることが出来ました。

これは一番の収穫でした。



そして、懇親会で学校の恩師の先生とお知り合いの先生と隣になりました。

技師会の幹部の先生で、「こんなテーブルに自分が入っていいのかしら??」と思ったのですが、空いている席が無かったので、入ったのですが、すごいなと思いました。

40人以上の人数の中だったので、本当に偶然でした。

これも何かのご縁ですね。

しかも会場となった学校は恩師の先生の出身校でした。

土曜日は学校で授業もやっていて、自習をしている学生さんもいらっしゃいました。

よくよく考えてみると、この時期、卒業試験もあるし、国家試験迄3か月を切っているので追い込みの時期。

自分も毎日自習をして帰宅していたのを思い出しました。



観光は出来なかったけど、祇園で美味しい抹茶パフェを食べて帰れたし、清水寺だけは行けたから、満足。

高台寺の夜間拝観も行ったけど、境内が広いからゆっくり配管できないと思って、入り口で引き返して京都駅に向かいました。

でも、ライトアップされた参道のモミジが綺麗でした。



それに何より懇親会で色々なお話をさせていただいて、現場の事を知ることが出来たのも収穫でした。

また来年も参加してくださいと帰りに先生から言われたので、継続して参加したいと思います。



まだ現実に戻って、孤独感満載で日々仕事に打ち込む毎日。

もうミーティングも参加しなくてよくなり、連絡事項のフィードバックも無く、ラボの一員として扱われていない感じ。

なので、もう見切りを付けて、有給消化までカウントダウンしながら過ごしています。

職場の忘年会も出るのを辞めました。

秘書さんから私の壮行会をボスたちがしようとしていると聞いたけど、やって欲しくないな。

毎日お昼一緒なのも結構ストレスなのに…。

それにもともと先生方はラボの立ち上げ前から学会とかで知り合いだから、研究の話題とか他の大学の先生の話とかで私が入れない話題だし…。

それだったら早く帰って、自分の為に時間を使いたい。



そう思うと土日の研修会は本当に夢のような時間でした。

遺伝子分析科学認定士の1級を取って、検査部門で働ける日が来るようにまた頑張ろう。