10月頭から11月12日まで、一か月半程度。大阪グランキューブ、東京エレクトロンホール宮城、名古屋センチュリーホール、福岡市民会館、そして東京ガーデンシアター。ついに終わってしまった。少しずつ綴っていこうと思います。曲名は私の勝手なイメージで色を付けてみます。
開場してからの会場BGMは前回ツアー、「永遠市」と同じでした。なんだか懐かしいのと、このあたりまで来ると始まるな〜という緊張がありつつスタートです。
①アンチノミー
最初にギターを鳴らした時に、まさか、この曲から今回始めるのか…となりました。前回の騒々しい無人と永遠市のラストで散々心に訴えてきたあの言葉と曲。「生き延びて」が衝撃でした。最初にライブでやったとき、ニーアオートマタの一期で聴いたとき、永遠市でライブバージョンで聴いたとき。最後にニーアのアニメが完結した後にこの曲を聴くと、2Bや9Sにシンクロしてすごかった。廃墟の街並みの紗幕も良かったです。
②エンディングテーマ
個人的には、今回この曲の印象が一番変わりました。良い曲とは思っていても、秋田さんの歌だなぁ、という感覚でしたが(当たり前ですけど)、ライブで、しかもアコースティックで聴くとすごく沁みました。死ぬ時に流すとしたら、というテーマだから暗くなっちゃうんじゃないかと思われそうですが、「らしさ」が詰まっているし、「大事にしてね」とか「生きていたいよ」とか気持ちが溢れてて優しい曲だなとアップデートされました。もし、葬式にかける曲を選ぶならこの曲、選ぶと思います。
あと、初日最初に聴いた時は「え?ちょっと待って。辞めないよね。。辞めないよね?」って心一人ざわついておりました(笑)
③リビングデッド
MC、ロック好きな秋田さんが心を縛られずに自分の曲を歌うために、という視点でできた曲とのこと。アコースティックバージョンも良いですね。
なんか近々また聴けそうな予感がするのは私だけでしょうか(笑)死にきれない我らは歌う、と。
④ロストボーイズ
前回の永遠市の自分掘り起こしを終わってから聴くと、リンクしているところがあるな〜って思いました。オレンジの照明の中、夕方っぽいイメージ(個人的なイメージ)のロストボーイズを聴けて良かったです。子どもの頃、迷子になったらどうしよう、ってよく夕方思ってたな〜。
⑤ワンルーム叙事詩
紗幕〜!燃えるイメージ、サイレンの赤。だんだん燃えていく赤。焼け野原になるために必要な炎。「この先照らすかがり火」、このフレーズがとても好き。アコースティックなのに最後の「焼け野原」の連続が力強くて最高でした。(本当には燃やしちゃいけないけど…)いらないものはくべて前に進みたい。前よりプラスなイメージを感じました。人生と自分には負けたくないですよね。
⑥ジュブナイル
応援歌。もう少年少女ではないけれど、自分で選択したこと。それを貫く意志を、心をくれる曲です。文字だけの紗幕だけど、シンプルゆえに力強い。前回の騒々しい無人と同様、気を抜くとポロポロいきます。
⑦そういう人になりたいぜ
この曲ほっこりするんです。豊川さん登場で嬉しくなります。2人のあまざらし。仙台と福岡は右前方から観ていたのですが、豊川さん頭上から秋田さんを照らす一筋の光。逆光でご本人が消えて見え、影がとても大きく見えるという、すごい幻想的に感じることができたのです。
歌詞としては、特に一番の歌詞が好きです。空気感も。コーラスもだし、最後に2人が向かい合って終わるところとか、もう、ね。
⑧光、最考
「久しぶりに歌いたくなった」
そんなMCから、ぽつんと落ちてしまったところに来てくれて、光の方を向けるように声をかけてくれるようなそんな歌詞。だんだん威力も増してきます(笑)あまりこういうことは言うべきではないかもしれませんが、amazarashiが自分にとって希望です。
⑨令和二年
意外な選曲とイメージです。テンポ良くすごく明るいイメージで終始進んでいきます。コロナ禍で大変なことが色々ありました。「僕に嘘をつかせた令和二年」。忘れてはいけないこと、忘れたいこと。様々ある中で、忘れてないけど乗り切ってポジティブに変えた曲だと、昇華した、とそんなふうに感じました。音源とは違って聴こえました。テンポも少し早くてよかったですね。
あ、忘れてました。この曲から、タケさん、まこっちゃん、真先生が登場します。ここから真先生の手の動きを見る時が増えた気がします(笑)
⑩パーフェクトライフ
紗幕の文字が「完璧ではない」書けた文字になっている。でも、最後はそれでも「自分」で生きていくことが自分なりの人生だと歌っていて、生で聴けて良かったです。ライブで聴くと沁みる曲の一つになりました。
⑪この街で生きている
映像で、秋田少年、秋田青年がでてきてました。そんな時間を重ねて、今の、ステージの上でバンドメンバーと楽しそうに音を奏でている秋田さんを観れて良かった思います。夕立旅立ちのMCの時にも言ってましたが、続けていくんだ、という覚悟が「この街で生きる」というところにもリンクしているように思えました。
⑫穴を掘っている
聴かせる曲1!まず、豊川さんと真先生の音鳴らし。その時に光の当たり具合で、お二人の影のアップが照らし出されてすごく良い演出でした!
最初は「なぜこの流れでこの曲?」とも思いましたが、人生語りには合っているかもしれません。それに、、、「諦めが悪い人間に」という点は同意です。ラストのまこっちゃんと真先生の終わらせ方は、かっこよかった!タケさんのサビからのウッドベースもこの重いテーマの曲にはピッタシでした!
⑬吐きそうだ
聴かせる曲2!
最初聴いたときは、すごい曲だなぁと思ってましたが、ズブズブamazarashiにハマった後はニヤリとする曲です。あと、生で見ると聴くとカッコいいですな!特に最後の合唱!
⑭まっさら
前回永遠市ではやらなかった、が!ライブ終わって現実に戻ったあといきなり会場BGMにしてきて、優しすぎるぞ!と思ったのを覚えています。
今回セトリに入っていて良かった。その優しさに変わりはありませんでした。なんならパワーアップして、ライブで包まれたような気がします。君はまだ夏を知らない、の冬バージョンみたいに聴こえる内容かなと思います。でも、少し大人になった後に聴くと、沁みますね。
⑮夕立旅立ち
私もこの曲好きです。テンポが良くて。別れもあるかもしれないけど、陽がさして前に進んでいける。そして、また再会できる。そんなふうに思います。MCでも語られてましたが、amazarashiの未来、見えたような気がする、と。良いですよね。私、この曲まで来るともうニコニコしてました。
アコースティックのアレンジも好きです。またやってほしいですね!まこっちゃんのバンジョーも素敵です!
⑯どうなったって
新曲きた!あとは、ここで弾き語りに戻ります。
この歌詞、1番が会いたい人に会いに行く、と。今がまさにその時なんですよね。だから、どうなったって、「行きます」よ。可能な限りメンバーとバンドやっていてください🙏
普段より全体的に前向きな捉え方ができた楽曲たち。(ツアー途中では仕事で疲れすぎて、その時はいつもと同様泣いてばっかでしたけどね 笑)
そして、、、、、
福岡までの4公演はここで終わっていましたが、東京ファイナルではこの後に。幕が下りる??まさか、、、。君のベストライフのMVと新言語秩序の後編『電脳演奏監視空間 ゴースト」が横浜アリーナで行われると。正直、ラップテイストの曲に新言語秩序のキャラの名前などが出てきた時は、ゾクッとしました。新言語秩序は、私が初めて受け止めた物語。つまり、言葉が刺さったのです。でも、今度は私も現地に参加することができる。死ねない理由が一つできました。絶対に。これだけは。
ただ、その前にCDJ2425があります!
12月30日、無事年越せるように受け取りに行きますm(_ _)m
※写真は公式SNS掲載のものを使っているものもあります。
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