私と生徒さんしかわからないこと・・。

「誰のお陰で弾けるようになった?」・・・と、ついつい息巻いてしまっては
今、スポーツ界をにぎわす指導者やトップと同じになってしまいます。

なので・・・　私は、生徒さんに、巣立っていただくために、自立していただくことを商売の
基本としています。

ただ、正直、教室を休会されるとか・・　退会するとか・・・　
一抹どころか、結構な寂しさとショックに襲われます。
収益にも直結ですからね。

でも、そういう商売ですから。

とある音楽サークルでは、そのサークルから別の活動を
始めるにあたり、トップの許可を得るとか・・・
聞いたことがあります。

まぁ、それは、今後、気まずい思いをしなくていいように、
「話を通しておく」ということなんでしょうけど。

つまり、これからも顔をあわせるにあたって、平穏に・・・。

しかし、そんな「許可」を申し出てみて、「許可しません」なんて
言うのでしょうか・・・?。

いくら世話をして立派に育てても、そんな権限はどこにもありません。

無視して独立すれば、いやがらせ受けたりとか・・・・・・・。
どの世界にもあるお話ですね。

「男」であっても「漢」にはなれないってことですか。

メジャーな世界でも、ごく身近な世界でも
次から次へと「例」があると、ついつい、身を入れすぎて煮詰まってしまった感情も
「冷静」にならざるを得ません。

連日、周りから良い教訓を得ています。

まして、商売ですから・・・　しっかり割り切っていかなければ。

かといって、右から左へ、機械的にただただ教えるレッスンなんて教える側にとっても、
希薄なものです。

私と生徒さんしかわからない・・・
経験してみなければ「これはわからない!!」
そんなレッスンがよりできるように。










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