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- AIDS(エイズ)はAcquired Immunodeficiency Syndromeの略で後天性免疫不全症候群のこと。
AIDSは何らかの原因で、ヒトの体が弱ってしまい、免疫機能が極端に落ちてしまって起きる症候群を指します。後天的に免疫機能(細胞)がまったく作動しなくなり、普段は害のないような細菌・ウイルスなどから体を守れなくなり、たくさんの病気を発症して死に至る病です。
AIDSの原因は、(HIVの感染も含まれますが、)ガンの化学治療や、mRNAワクチン、肝炎のインターフェロン治療、あるいはほかの重篤な病気やその治療で、患者さんの体力が著しく低下して、その結果、後天性免疫不全症候群(AIDS)になることがあるのです。 - ■ 症状
- AIDSになると、日和見感染(ひよりみかんせん、Opportunistic infection)といって、著しい免疫低下によって、どんな些細な病気にもかかりやすくなって、治りにくくなってしまいます。普通のカゼがすぐに重篤化してしまったり、化膿しやすくなったりします。また、水疱瘡のワクチンを打っていてご自分の中で共生していたものが暴れだし、激痛を伴う帯状疱疹が出やすくなったりします。
<出典:芳賀赤十字病院>