フランスの科学者ディディエ・ラウル博士がついに
「ファイザーのCOVID-19ワクチンに大量の残留DNAが存在することを確認した」という内容のプレプリントを発表したそうです。
Confirmation of the presence of vaccine DNA in the Pfizer anti-COVID-19 vaccine
Didier Raoult (1, 2)
【メッセンジャーRNA(mRNA)ベースのワクチンの迅速製造は、COVID-19パンデミックと闘うための最も適した戦略として選択された。3件の研究で、ファイザー社のmRNAワクチンにはかなりの量のDNAが含まれていることが報告されている。我々はこの残存DNAの存在を確認することを目的とした。Qubit蛍光光度計を用いてワクチン・プラスミドDNAをワクチン・バイアルで定量したところ、平均216ng/投与量であり、Triton-X-100で処理した後は約24倍の平均5,160ng/投与量に達した。さらに、次世代シークエンシングにより、プラスミドDNAワクチンマトリックス(7,824塩基対)の全塩基配列を、高いカバレッジ(98.3%)とシークエンシング深度(平均、4,181-4,389リード)で取得し、プラスミドDNAが高いコピー数で存在することを示した。これらの結果から、mRNAワクチンに含まれるDNAのコピー数や性質について、より大規模かつ複数のバッチで、特に細胞内への送達後にDNAが統合されるリスクについて評価することが求められる。】
Qubit蛍光光度計は、標的分子にきわめて特異的に結合するさまざまなQubitアッセイ中の蛍光色素を検出することにより、これらの標的を定量します。測定は正確、高精度、かつ高感度であり、そのプロセスは迅速かつ簡単にそくていできるそうです。