時代は 東京オリンピックにわく昭和
沖縄に行くのに パスポートがいる時代ですわ
主人公(裕福な家庭のお嬢様)の 婚約者(刑事 奥田)が 突然 失踪
コンビを組んでる先輩刑事の娘さんの死体が発見され 殺人容疑がかかる
当然 主人公は 婚約者の無実を信じてるわけですね
かすかな手がかりを求めて 日本中 旅に出る
それはもう すばらしい根性で(^_^;)
このお嬢様の行動も すごいんですが
娘を殺された先輩刑事 韮山
奥田に想いをよせていた うぶな(と思っていた)一人娘を 殺され
復讐に燃える
しかーし
「いったい 娘さんの 何を知ってました?」
調べていくうちに 娘の本当の姿が わかっていくんですよ
父親は せつないですね
この せつない韮山さんには 後半 不幸な少女との出会いで 救いが出てきます
ご安心を^^
実は この本 先日の 里帰り飛行機の中で 読んでたんですが
正義感の強かった奥田刑事が なぜ 自分の無実を主張せず 真犯人を告発せず
なぜ 主人公からも 逃げ続けたのか!!!
というナゾが わかるらへんで
機内 まっ暗!!! ひぇ~
飛行機 着陸態勢に入り (夜だったので) 機内の灯りが消えたんですよ
めちゃめちゃ ショックだった
タイトル 実感
で 結局 ラストを読んだのは 一日以上たってから
もう 気分は すっかり 盛り下がっていました(;^_^A
ミステリーの結末は 一気に読みたいものですね