日本共産党明和支部が発行する「みんぽう明和」第80号(2013年4月号)に掲載された、私の明和町3月議会傍聴記をUPします。
町民が求める施策に乏しい予算
明和町の今年度の一般会計予算の総額は47億1100万円(前年度比6.7%増)。町長は予算の説明で「K」をキーワードに事業の説明を行いました。
①環境では37(品目)の分別収集、こども園、小中学校、上下水道等の放射能測定 。
②開発では、梨ワイン・ゼリー・ジュースの販売、引き続き新商品の検討。
③川俣駅周辺整備では、27年度中の完成をめざす。
④企業誘致では、凸版印刷の平成26年の稼動に向けての工場建設。新たな工業団地の造成と企業誘致を県・企業局と連携し進める。
⑤健康では、健診事業、予防接種事業では法令の改正を受け、不活性化ポリオワクチンと4種混合ワクチンの接種事業、健康指導事業 元気アップ活動への助成。
⑥子どもへの投資では、不妊治療費助成、こうのとりメール、妊婦健診、出産祝い金、新たにこども園に英語保育の指導者の配置。
⑦絆・協働のまちづくりでは、東松島市へ職員派遣、三重県明和町と物産交流など――と述べていました。
②の「引き続き新商品の検討」について私が思うのは、農家の後継者対策にこそ予算や知恵を使うべきだということです。
③の川俣駅では、予算のかけ過ぎではないかという町民の声も聞かれます。また、駅南側の踏み切りも大型車両同士が、すれ違えるよう改善を求める声もあり、この声をしっかり受け止めることが求められます。
⑥の英語の指導者の配置では、こども園に3人、小中学校に2人の合計5人で年間総額1926万円の予算が必要とのことです。小中学校に2人しか配置せずに、こども園に3人というのは改善が求められます。
質問を行なった堀口議員が「こども園への3人は多い、その予算を削減され続けている高齢者福祉へまわせ、高齢者への肺炎球菌ワクチン助成を」と求めたときには、思わず拍手を送りたくなりました。
賛成多数で可決されましたが、町民が求める施策に乏しい予算であると思います。
5つの特別会計等の予算の総額は30億4640万円(前年比0.9%増)。ほぼ前年度と同額で、5つの会計とも全員賛成で採決されました。
一般質問では、9人の議員から11の質問があり、斎藤議員より「小中学校の建て替え計画について」の質問がありました。
厳しい経済環境の中、質問のように今から町として予算等計画を策定するべき問題です。
※日本共産党や私、早川元久へのご意見・疑問など、どんどん「民報めいわ」にお寄せください。
【連絡先】
日本共産党明和支部長
早川元久
明和町大輪2382-1
電話 0276-84-5350
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