日本共産党明和支部が発行する「みんぽう明和」第76号(2012年4月号)に掲載された、私の明和町3月議会傍聴記をUPします。
「7Kをキーワード」
言葉は新しくても
ものたりない予算
3月議会を傍聴して
日本共産党明和支部
支部長 早川元久
明和町の今年度の一般会計予算は44億1400万円(前年比0.5%減)。
町長は予算の説明で「7Kをキーワードに事業を作成」として、 ①環境整備では新たに小型家電の回収、こども園、小中学校、上下水道等の放射能測定、②開発では、梨ワイン・ゼリーに続く商品開発、③川俣駅周辺整備、④企業誘致、⑤健康では、健診事業、予防接種事業、健康指導事業、⑥子どもへの投資では、不妊治療費助成、メルママメール、妊婦健診、出産祝い金など、⑦絆・協働のまちづくりでは、被災地へ職員派遣、三重県明和町へのスポーツ少年団の派遣など――をあげています。
「7Kをキーワード」という言葉は新しいものですが、予算の説明の最初に「新規事業を中心に申し上げます」との言葉はなく、小型家電の回収こそ新たな事業といえますが、ほとんどが前年度からの継続事業であり、ものたりない予算となりました。
5つの特別会計の予算総額は30億1800万円(前年度比2.9%増)、後期高齢者医療保険料と介護保険料が値上げされ、高齢者にとっては、この2つの保険料が天引きされた後の年金が削減されます。
この2つの予算の採決では、岡安、齋藤の両議員が反対しました。勇気をもった反対に敬意を表したいと思います。
一般質問では、8人の議員から12点の質問があり、傍聴席には、岡安議員の「下水道事業における賄賂事件について」の質問の際に、新聞社数社の記者がいました。
しかし岡安議員の質問が終ると同時に、ほとんどの記者がいなくなりました。
事件があったことも残念ですが、3人の議員の質問を残して記者がいなくなるというのも残念でした。
2つの意見書を可決
意見書では、医療費助成制度に対する国庫負担金削減措置の廃止を求める意見書(明和町では中卒までの医療費無料化などを対象に国庫負担金517万円が削減)、原子力発電から再生可能エネル
ギーへの転換を求める意見書が、2つとも全員賛成で採択されました。
日本共産党や私、早川元久へのご意見・疑問など、どんどん「みんぽう明和」にお寄せください。
【連絡先】
日本共産党明和支部
明和町大輪2382-1
電話 0276-84-5350
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