2010年12月議会－低い水圧など水道事業を質問

  2010年12月議会では、水道の水圧が低い問題などを取り上げ、改善を求めました。

  質問と答弁の概要は次のとおりです。

水道事業について

水の出が悪いところや配水管から遠いところの改善を

早川

  矢島地区の方から、水圧が低く水の出が悪いという意見も寄せられていますが、他にもそのような苦情が寄せられているところもあるかと思います。

  また、ご近所の方から、新築する際に、配水管から遠いため、費用が掛かり過ぎるとのことです。
  最近では８０万円掛かったという人もいます。

  また、町に問い合わせたら、２００万円掛かるということで、新たに配水管をつなぐのをあきらめ、隣の親の家から分枝して、貯水タンクに水を貯めるという方法で新築を計画している方もいます。

  水の出が悪いところ、水道で費用が掛かり過ぎることが分かっていて、転居・新築する人は少ないと思います。

  水道でお金が掛かり過ぎる町では、人口増も望めません。

  ぜひそのようなところを改善できないかと思います。

  今後行われる道路の舗装工事や石綿セメント管布設替工事などを行う際に、配水管の延長及び口径を大きくするなどの計画、対策があるのか町の考えを伺います。

町長

  水が出にくいところは改善を図っている。
  集落から離れた場所はご理解を町の水道事業は、水の需要が伸び悩み、給水収益が減少するなど、大変厳しい状況が続くと予想しています。

  そのような中でも、老朽化した管や石綿セメント管の布設替工事をできるだけ早く完了するよう努めています。

  水圧が低くて水が出にくくなるというお話をいただくことがたびたびありますが、その原因として、朝夕の各世帯が一斉に水道を使用する時間帯に一時的に水圧が落ちること、また、今まで家があまりなかった区域に住宅が建てられたような場合は、慢性的な水圧の低下も考えられます。

  そのため町では、老朽管などの布設替工事を行う際には、水道管の口径を大きく
するなど改善を図っていますが、今後も引き続き早期完了を目指して行きたいと考えています。

  給水管の引き込みの費用についてですが、市街化区域や集落内、大規模な開発が行われるところでは、町で配水管の整備を行っていますが、町民の方が集落から離れた場所に新築することがあります。

  そのような場所は、町の配水管から水道管を引くことになります。距離が長くなると工事費も大きくなりますが、ご理解、ご協力をいただきたいと考えています。

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