日本共産党明和支部が発行する「みんぽう明和」第80号(2013年4月号)に掲載された投稿をUPします。
投稿
民主的な選挙制度とは?
先日、国政選挙の無効という画期的な判決が広島高裁で出されました。
今までも1票の格差について「憲法違反」となりましたが、すでに行われた選挙については有効という、何かだまされているような結果でした。
それが今回は昨年末の総選挙が無効であるといった今までにない判決が下ったわけです。
この選挙では自民党が圧倒的な勝利を収めましたが、これはそれまでの政権党であった民主党が公約違反や分裂という、有権者を裏切った結果によるもので、決して自民党が選挙民から信頼を受けたわけではないのです。
多数を取ったもう1つの理由が小選挙区制によるものです。
その結果、今度の選挙では自民党は40%台の得票率で80%の当選者を出しました。
過去の選挙を含め今回の選挙が憲法違反という判決が下った理由は選挙民の1人1票という原則に対して、議員1人あたりの有権者が最も少ない高知県の3区を1票とすると最も多い千葉4区の有権者は0.4票の権利しかない不平等が憲法違反と指摘されたわけです。
小選挙区制というのはすべての選挙区の定数が1人で、当選者以外の票はすべて「死票」となってしまいます。
昨年末の総選挙では投票総数の53%が死票となりました。
これでは有権者の意志が正当に反映されません。
最も正確に反映されるのは全国1区の比例選挙ですが、それが無理だとしても小選挙区制を廃止して今回の比例区程度の範囲で比例制にするのが最善ではないかと思います。
1日も早く選挙民の意志が正当に反映される選挙制度が実現されることを期待します。
(川俣在住 福田達雄)
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