一筆啓上@明和より

日本共産党 群馬・明和町議
早川元久のブログ
(Since May,4,2011)

震災ボランティアの現場から

2011年10月10日 | 震災・原発


10月7日、党群馬県東毛地区のボランティアが石巻市の仮設住宅前で、支援物資のお届け会。


10月7日、ギョウザの無料配布。(党群馬県東毛地区のボランティアが石巻市の仮設住宅前で)


10月8日、若林区の仮設住宅で支援物資のお届け会。(党の群馬県東毛地区と栃木県中部、南部地区のボランティア)

  9月29日から仙台に来ています。
  3月11日に発生した東日本大震災によって甚大な被害を受けた仙台市でのボランティア活動に参加するためです。

  こちらでの私の仕事は、各地からボランティアに来てくださったみなさんの受け入れと送り出しが中心。日本共産党の高見のりこ仙台市議が設置した仙台東ボランティアセンターに常駐しています。

  同センターは、赤旗読者の方が経営するタバコ屋さんに間借りする形で運営されています。以前は同じ店舗で燃料店も経営されていたそうです。

  日本共産党ではこれまで、群馬県の党組織から宮城県内に支援物資とともにボランティアを派遣してきました。もちろん東毛地区からの派遣も断続的ではありますが続けられています。

  先日もこのセンターに太田市や館林市、大泉町、桐生市などの党組織から支援物資をもってボランティアが駆けつけ、草刈や泥出しなどを行っています。

  このときは石巻市で、大泉町の渡辺明党町議が知人のギョウザ屋さんとともに、ギョウザの無料配布も行っています。

  これまでは、住宅の床下の泥出しや草刈がボランティア作業の中心でしたが、最近では、農地の泥出しや整地を要請されることが増えています。

  また最近は、大震災で発生した津波による被害を受けた花き農家からの要請で、津波で油をかぶったトレイ(苗を入れる容器)の洗浄も行っています。

  いま市内の農地では、重機による倒木やがれきの撤去作業が続いていますが、元どおり農地を耕作できるようになるには用・排水路を整備しなければならず、今後2~3年の期間が必要とされます。

  同センターでは、衣類やコメなどの食糧、学用品などの配布も行っていますが、これから冬に向けて、ストーブなど暖房器具や防寒具なども支援物資として全国各地に要請しています。

  また支援物資として配布するコメですが、これまでは長期間の保存ができるよう、玄米を要請してきました。
  しかしこちらでは、1~2kg程度に小分けして配布するため、今後は精米での要請を考えています。

  今後コメをお送りいただける場合は、精米でお送りいただけるようお願いしたいと思います。

  私のこちらでの常駐期間は、9月29日から10月16日までの18日間ですが、こちらに来て感じたのは、大震災の傷跡の大きさです。

  人々の暮らしが、ほんのわずかな一瞬で壊滅的な打撃を受ける、その恐ろしさを垣間見た思いがします。

  全国民的な総力をあげて救援・復興に取り組まなければならないいま、野田内閣が強行しようとする、復興財源を口実にした庶民増税と大企業・大金持ち減税を絶対に許してはならないという思いを、いっそう強くしています。

  いまここで、日本共産党ががんばらねば、いつがんばるのか。

  みなさん。ご一緒に力をあわせましょう。

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