「自分との闘い」に勝つ♪・・・

2010年05月22日 21時48分54秒 | 日記
土曜日


ダンテ12

正邪を明らかに

私が友情を結んできた多くの世界の一流の方々も、過酷な迫害に遭いながら、
強い正義の信念で打ち勝ってこられました。

"人類の頭脳"といわれるローマクラブの創立者、
イタリアのペッチェイ博士は、
凶悪なファシズムに囚われ、拷問されても、断じて同志を裏切らなかった。

南アフリカのマンデラ前大統領は、
悪名高きアパルトヘイト(人種隔離政策)と戦い、
実に27年半──1万日におよぶ獄中闘争に勝利された。

アメリカの人権の母パークスさんは、
不当な逮捕にも屈せず、人種差別の撤廃のために戦い続けた。

ロシアの児童劇場の母サーツさんは、
独裁者の粛清によって最愛の夫を殺され、自らもシベリアの収容所に囚われた。
その極寒の牢獄の中で、子どもたちのための劇場の建設を決意されました。

さらに、軍事政権と戦い、外国への亡命生活の中でも正義のペンの闘争を貫いた、
ブラジル文学アカデミーのアタイデ総裁。

多くの民衆の命を奪った軍事政権と戦い、残酷な仕打ちに耐え抜いた、
アルゼンチンの人権の闘士エスキベル博士。

中国の文豪・巴金(ぱきん)先生は、
文化大革命の渦中、「牛小屋」と呼ばれる監獄に入れられ、責め抜かれた。
しかし、その獄中で、ダンテの『神曲』を筆写しながら、
歯を食いしばって、一切を耐え忍ばれたのです。
巴金先生の胸奥には、ダンテのごとく、
いつの日か正邪を必ず明らかにしてみせるとの闘魂が燃え上がっていた。
そのことを、私は血涙を流す思いで、うかがったことがあります。
 
皆、「自分との闘い」に勝った人です。
たとえ悪口され、圧迫されても、何度でも立ち上がって、一生涯、挑戦し続けた人です。
 
一流の人格の指導者は、
決して「へこたれない」。
また、「人を妬まない」。
前へ進む人、成長し続ける人には、他人を妬んでいる暇などありません
人を嫉妬するのは、自分が前に進んでいない証拠です。成長していない証拠なのです。

ダンテは、
苦難をバネにして、「汝自身」を大きく育てていきました。
「わが道」を前へ前へ進んでいきました。
きっとダンテは、
「あの嫉妬深い悪人どものおかげで、わが使命の執筆ができるのだ!」と、
敵を悠然と見おろしながら、
「大きな心」で前進していったに違いありません。

大難に遭い、大難に勝つ正義の人生は、
不滅の歴史を刻み、人類から永遠の喝采を受ける。
一方、
正義の人を迫害した悪人どもは、永久に消えない汚名を残すのである。
わが学園生には、正義の「勝利の旗」を未来永遠に打ち立てゆく、
「栄光の使命」があると申し上げたい。
(創価学園 特別文化講座 創立者 ダンテを語る 2008-4-23)より



ローマクラブ(Club of Rome)

「ローマクラブ(Club of Rome)は、
イタリア・オリベッティ社の副社長で石油王としても知られる
アウレリオ・ペッチェイ(Aurelio Peccei)博士が、
資源・人口・軍備拡張・経済・環境破壊などの
全地球的な問題対処するために設立した民間のシンクタンク。
世界各国の科学者・経済人・教育者・各種分野の学識経験者など100人からなり、
1968年4月に立ち上げのための会合をローマで開いたことからこの名称になった。
1970年3月に正式発足」

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%96



上野尼御前御返事1581p

不孝の責免れがたしと歎きて三日の間・
墓を離れず食を断ち既に命に及ぶ、
三日と申す寅の時に已に絶死し畢つて夢の如し、
虚空を見れば天人一人おはします・
帝釈を絵にかきたるが如し・
無量の眷属・天地に充満せり、

爰に竜問うて云く何なる人ぞ・

答えて云く

汝知らずや我は是れ父の烏竜なり、
我人間にありし時・外典を執し仏法をかたきとし、
殊に法華経に敵をなしまいらせし故に無間に堕つ、
日日に舌をぬかるる事・数百度・
或は死し或は生き・天に仰き地に伏して・
なげけども叶う事なし、
人間へ告げんと思へども便りなし、
汝我が子として遺言なりと申せしかば・
其の言炎と成つて身を責め・
剣と成つて天より雨り下る、
汝が不孝極り無かりしかども
我が遺言を違へざりし

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