
3月の震災の後、相双地域ではじめてとなる「なつやすみ もとまつりかえっこバザール」が8月7日、南相馬市鹿島区の万葉ふれあいセンターで開催されました。
日常生活に様々な制約を課され、遊び場の確保もままならない子どもたちも、この日はたくさんのおもちゃと楽しいワークショップにふれて、とても満足している様子でした。
旧暦で七夕にあたるこの日、会場には笹竹が運ばれ、子どもと大人がそれぞれの願いを綴った五色の短冊を飾り、皆のしあわせを星に祈りました。
今回のかえっこで特筆すべきは、南相馬市で活動をしている復興ボランティアの皆さんにも運営スタッフとしてご参加いただいたこと、各地から子どもたちにたくさんの援助が寄せられたことです。その真摯で温かな思いに接し、私たちは大いに勇気づけられました。
地域の存続が危ぶまれる状況にあるなか、「かえっこ」の開催が地域に関わるひとりひとりに新たなつながりをもたらし、復興を支える力となることを私たちは願っています。
(写真は、ウタウンジャーイエローによるワークショップ、「ギターを弾くんじゃー」です。はじめてのギターにわくわく、ドキドキ☆)