のんびりゆかいな暮らし

春夏秋は里山を歩き、自然の恵みをおすそ分けしてもらい、生き物を観察。時に街角探検。夜は和紙を使った物作り、絵や書道を。

カマキリ参上!5日は芒種七十二候の蟷螂生に…

2020-06-05 12:52:14 | 日記
社会のことば

七十二候螳螂生
カマキリ先生のこどもかな
蟷螂之斧



見えますか?

🐨 庭の植木鉢にカマキリを見つけました。
   体調3㎝くらいで、
   まだ生まれたてと言った感じです。



😺 カマキリがお宅の庭に棲んでいるんですね。
🐨 去年は7月初めに発見したんですけど。
   玄関の植木鉢の周辺で見つけました。
😺 植木に卵を産み付けるんですね。
🐨 植木の上の方ですが、
   見つけられる年の方が少ないんです。
😺 Eテレではカマキリ先生が人気ですけど、
   カマキリって害虫じゃないですね。
🐨 カマキリなど動植物名は
   カタカナで書くことになっています。
   カマキリは鎌のような前脚から鎌切とも書きます。
   漢語では螳螂です。
😺 鎌のような手で獲物を捕るんですね。
🐨 カマキリの名前は江戸時代には
   「いぼつりむし(疣虫)」「はへとりむし(蠅取虫)」
   などと呼ばれていました。
   奈良・平安時代頃「いぼむしり(疣毟)」
   鎌倉・室町時代に「いぼむし(疣虫)」
   などと呼ばれており、
   鎌で疣を取ってくれる虫と考えていたんでしょうか。
😺 「はへとりむし」はなんとなく分かります。
   でも、疣は想像できません。
🐨 カマキリは身近で親しいがあり
   古い時代から言い慣わしているんでしょう。
   方言ではどうでしょうか。
   歴史的な、いぼくい、いぼとり、はえとりはあります。
   おがみ、というのはカマキリのポーズからですね。
   とかげ、というのはなぜかわかりません。
😺 方言はいろいろありますね。カマキリ(螳螂)
   の慣用句は多いですね。


戉 大きな斧の古代文字

🐨 螳螂之斧、螳螂窺蝉、螳螂之衛は
   いずれも弱いカマキリが強いものに立ち向かったり、
   隙をつかれたりすることばです。
😺 カマキリは中国の古典で
   宋人(兔が株で転ぶのを待つような)のように
   おろかな象徴として出てくるんですね。
   それに比べて「いぼとりむし」なんて呼ぶ
   日本人は虫に親しみを感じているんですね。
🐨 中国では政治的なたとえに
   使っているからそうなるのかも。
   これからカマキリの成長が楽しみです。
😺 行動範囲は広いんですか。
🐨 分かりませんけど、
   大きくなったのを近くの公園
   で見つけたことはあります。



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