令和5年4月より
羽曳野市の下水道料金が25%上がりす。
平均的な家庭で
ざっくり月額700円〜800円くらい上がるそうです。
この物価高のときにキツイ話ですね。
このことに
共産党、自民党、田中もとかず氏は
反対。
維新の会、市民クラブ、公明党は
賛成。
この下水道料金が値上がりする理由をご説明します。
これまで
羽曳野市では下水道料金を改定することをほぼしてきませんでした。
過去、近々でいうと平成29年に一度改定されてます。
市民にとっては
下水道料金が低いほうが嬉しいですよね。
今まで歴代の市長は
市民に負担をかけまい。値上げするとかあまり言いたくない。そっとしておこう。というお考えだったんだと思います。
今、近隣の市町村と比較すると
羽曳野市の下水道料金は、下から二番目の安さです!
しかし
今回の値上げで、ほぼ平均値となります。
まあ
決して高い訳では無いということです。
では
今までなぜ低価格でもやってこれたのでしょうか。
カラクリは
下水道料金を市民から徴収。
足りない分は、毎年一般会計から捻出しておりました。
その額、年に約5億円になります。
本来、この一般会計からは、医療や福祉、教育に使われるものです。
逆に、下水道料金は、本来は一般会計から使わず、受益者負担でまかないます。
今でこそ下水道が通っている家庭は多くなりました(86%)が、受益者負担にしないと不公平が生じるからです。
つまり、現在でいうと14%の下水道を使っていない市民も負担していることになります。
下水道料金は
下水道を使っている市民が負担をしていただくことは当然だという考えです。
税金をガラガラポンで
帳尻を合わすのではなく、しっかり次世代の子どもたちにきれいな羽曳野市を受け渡すべきことであると私も考えます。
もちろん、下水道料金が値上がりして嬉しいことはないですが笑
これから
臭いものにフタをするのではなく
しっかり
向き合って今の時代に合うように改定すべきところはしていかなくては…
もう今更ですが
過去10年分✕5億円となると
50億円のお金があったわけで…
反対派の議員さんは、
市民のために!という一見、弱い市民の味方!のようですが、いつまでも見てみないふりで、次の世代に引き渡すのは、少し無責任ではないか?
もう過去は見ていてもしょうがないので
これからの羽曳野市に期待ですね。
これはからは
料金の見直しは
四年に一度行うことになったようです。