作り直しとなった顔も無事に焼き上がり、今週末中にパーツをつなぎ終わろうと思っています。
去年の今頃は初めて主催する作品展の準備の大詰めでした。懐かしい。
作品展までの一年ほどの間、自分に課していた標語は「正念場」。中川一政画伯のこの言葉を書いた書のポストカードをリビングに貼っていました。
作品展が終わった後も貼ったままにしていたのですが、正念場モードを二、三年にわたって維持するのは難しい。新しい今年の標語を探していたのですが、決まりました。
「凡事徹底」。大和ハウス会長の樋口武男氏のエッセイから。
注文品のビスクの制作がずっと続いていて、基本同じ作業が一年半分くらい続きそうです。いつもの、徹夜してがーっと作業しては、完成したらだらーっと気を抜く、みたいなやりかたでは注文品をこなしていって次回の作品展の準備もするのはどうも無理っぽい。
長期間にわたって地道に計画的に作業を進めていくために自分を叱咤する言葉がこの「凡事徹底」です。
今日一日ですると決めた小さな一つ一つをきっちりやる。これは休憩や気分転換の時間も含めて。そして注文してくださった方のために安心なクオリティーで本体はもちろん備品や小物まできちんと仕上げること。
ここまで大仰に盛り上げないと計画的にモノを進められない性格なのです・・・。
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