今やっている人形の作業は粘土の男子と、注文品のビスクtypeⅠの女の子の三つ目の顔、それにその子の帯や下着などです。あとビスクボディももう一つやっています。
三つ目の顔というのは、一体につき顔を三つ用意しておいて注文主にその中から選んでもらうためです。・・・なんか悠長というか無駄なことをしてるのかもしれないと思いつつ、でもそのほうが私が安心なのです。それにちょっと楽しくもある。
手元に残った顔に合わせて衣装を作れるし。同じ型の顔なのにそれぞれ似合う生地が違ったりするのはなんとも楽しい。気に入って買っておいたものの、そのときに出来上がった顔には合わなくてお蔵入りしていた生地が新しい顔には似合ったり。
グラスアイも手元に茶色、ブルー、グレー、緑と四色ほど揃っているので、三つの顔と四つの目の色なんとおりもの組み合わせを試してみたりするのがまた・・・。
いつも一直線に一つの作品を仕上げていくことのない自分のやり方をどうなの?と思うんだけど、むきむき男子ばっかりやっているとビスクの幼い子や美しい着物の作業は気分が上がるし、ビスクばっかりだともっと創造的な粘土のがっつり創作をやりたくなる。
教室展まで焦る気持ちもあるけど、というかもっと焦れなんだけど、今楽しい~。