こども部屋の住人

未央の人形制作日誌
9月京都『大西常商店さんちでおにんぎょあそび』展 10月神戸ドールミュージアム人形展

ぶんかとうさんへ納入

2014年02月16日 | 製作日誌
福岡のギャラリーぶんかとうさんの創作和人形展に出品する人形を先日やっと発送しました。
この型の人形では初めての着物だったので寸法どりなど最後まで気がかりでしたが…仕上がりました。
着物は形やスタイルが決まっているのである程度ははずさず仕上がる安心感がありますよね。創作人形の世界で着物とアンティークドールスタイルの衣装が定番なのも納得。様式が確立してるのとディテールが細かかったり色々重ねているので必ずボリュームというか見応えみたいなものがでるのですよね。
去年は自分でデザインしたソワレのような衣装を幾つか作ってみて、デザイン自体は気に入っていてもなんだろ…軽い、というのか。バービーのようなマネキンのような軽さみたいなもの…がファッションドールではいいのでしょうけど、ビスクの球体関節人形には軽すぎるのかも、と思いました。球体関節人形の手の込んだボディ、それもビスクに対してはやはりボリュームのある衣装のほうがいいのかなあ。ボリュームというか、様式の確立した衣装の持つ安定感とか重厚感みたいなものがビスクの球体関節に釣り合うかんじ。
今後の課題でしょうか。