とまと日記 2011

最近、映画のイラストばっか。気ままに続けます

06.09.11 有頂天ホテル

2006年09月11日 | 映画とかと僕
三谷幸喜 脚本監督作品です。出演者は超超豪華スターぞろい。スケジュールあわせ、大変だったろうに…

僕は、昔から群像劇ってあまり好きじゃなかった。それは手の指よりも多いキャラクターがストーリーが進むにつれてどんどん繋がっていって、最後は総出演みたいなカタチで終わるのが面白いと感じるのに、(違ったらごめんなさい)今まで見て来た作品は、どれも5つの話を同時進行で進めているだけだったりするのが多かった。

と危険を感じつつも、舞台がお得意の三谷幸喜の作品だから面白いハズ、と思って借りて来ました。

おもろい。「笑いの大学」よりぜんぜん面白いです。もう最初から様々なストーリーが一つの画面にちりばめてあったりするのが最高にいい。なおかつ気持ちいいテンポの良さと団塊・役所広司の勤勉な姿がとても見やすくしていた。
どのシーンも出て来るのは、主役をはれる俳優だらけ。特に篠原涼子がよかった。篠原涼子って「あねご」のヒットで「アンフェア」、「宗家の嫁」にしても姉御キャラが定着してると思ったんだけど、今作は、まるで逆転。めちゃくちゃキャピキャピしてて、いつもとは違った魅力を放っていてかわいい。
あとザイゼン・唐沢利明はなんがかちっちゃな役でちょっと残念。
びっくりしてしまったのはオダギリジョー!楽しいです。面白いです。彼が一番有頂天☆

06.09.11 ディズニー・アート展

2006年09月11日 | 生活と僕
今、巷で噂の東京都現代美術館のディズニー・アート展に行って参りました。
最近のディズニーは全然見ていないのだけれど、ライオンキングとかアラジンあたりまでは見てて好きでした。そこから遡って白雪姫とかシンデレラ、眠れる森の美女などを見て、完成度にビックリしたもんでした。。

なせか千葉大から大量にコレクションが出たと言われるこの展示、展示作品が動く絵本のアニメーションだから展示数もハンパじゃない!!しかも一枚一枚じっくり見てしまうほどの魔力と魅力と画力を持っていて、なんだかメルヘン気分。
きっと日本のジブリ以外のスタジオがここと同程度の展示を行ったら「さらり」と見飽きてしまいそう。。
クラッシックディズニーは作品作りに5年も歳月を費やしたり、作品にかける想いも抜きん出ている。
もう、芸術品ですよ。透き通るようにキラキラ輝く背景画、違った表情をもつコンセプトアート、そしてとんでもないほど線が美しい原画の数々。そう、これら原画に衝撃を受けました。
なんて美しいラインを描くんだ…ずっと見てしまった。

さらりと、こんなラインを描ける人ってどれだけのデッサン力なんだろう。。鑑賞中、何回も「天才だ」と口走ってしまう。。
ディズニーを題材にしていた僕の大好きなメルヘン画家の巨匠、ヒロヤマガタでさえ、オリジナルは超えられないんだ。と感じてしまう。
ウォルト・ディズニーはとてつもないほど強力なスタッフに恵まれていたからこそ時代を超越した芸術作品を作る事が出来たんだ。。
ここ最近、日本産のアニメの劣化はどーなんだろう。『きれいな絵が、魂を宿したように動くアニメ』て今あるの??
押井守が起用している日本のトップアニメーターはもう10年前から人が変わっていないんだとか。ディズニーはなんだかんだでピクサーとつるんだりしながらも良作を生み出しているのに。。。
人材不足はもうどうしょうもないね!見てはいないんだけどゲド戦記もひどいらしいし。ジブリほどのスタジオで後継者がいないのも問題です!
ディズニーはなんだかんだでピクサーとつるんだりしながらも良作を生み出しているのに。。。

と思うとはかなくなるのですが、QUEENのフレディーをディズニータッチで描いてみました。初ディズニーテイストです。
あ、…この線はデッサン力無いと賭ける訳ないや。無理無理無理無理。やっぱり、ディズニーってスゴイ。

06.09.11 ギネス博物館 in 東京タワー

2006年09月11日 | 生活と僕
午後まで彼女ちゃんの物件探しに付き合わされてヘロヘロになりました。
6時くらいから、新生東京タワーにあるギネス博物館に行きました。
まぁ、微妙なりに、楽しかった。。東京タワーって、日本でも外人が訪れる「観光地」のハズなのに、なんでこんなにローカル感漂っているんだろう???
まだ行ってないけど、蝋人形館のチープっぷりはすごい。本家のイギリス「マダムタッソー館」に遠く及ばない。なんせ本家は毎日行列ができるほど人気アトラクションなのに。。
まぁ、それはおいといて、ギネス博物館には入り口近くに世界最大の長身とおデブの人形が!!圧巻です。ヒトの種の可能性はまだまだ未知数です。
あと、ボードによる説明で日テレが好きそうな奇人変人を集めたブースは面白かった。ヒトってバカですね。。7回も落雷にあった人がいるってのには一番驚きました。。どんな確率だよ!

そして、あぁ…期待していなかったけど、「最も売れたアルバム」→マイケル・ジャクソンの「スリラー」。いた!!等身大人形!!ん!!!??

誰だこれ!!!!!!隣のエルビスももっとひどいけどマイケルはなってない!
皆、人間離れした顔に注目が行くと思うが、それ以前にポージングがなっていない。
スリラーとビリー・ジーンを足しちゃった衣装も納得いかない。
スリラーの衣装は全身赤なんです。それにこんな単純じゃない。
なのに何故かビリー・ジーンかのような黒いパンツをはいている。
それだけじゃない。そのスリラーもどきの衣装でなぜか、なっていないビリー・ジーンの決めポーズらしきポージングで固定されている。
違う!!手の位置が明らかに違う!!腰じゃなくて前に手を当てるの!顔はもっと下!そもそも帽子もないのにこのポーズはしない!

など、まだ言い足りないがとりあえず憤怒と興奮を隠しきれなかった。

写真下に本家「マダムタッソー館」のエルビスとマイケルを比較してあげてください。それと本物のマイケルのビリー・ジーンの決めポーズを見てあげてください。

…はぁ。。そして東京タワーんび登って夜景を堪能しました。