知人が年金定期便を誇らしげに見せてくれた。
知人は50台半ばなので30年強、厚生年金に加入している。給与が最低ラインで推移してきたとのことで、厚生年金と国民年金のの納付累計額は297万円、65歳から1年あたりの年金額は99万円となっている。
平均的なサラリーマンの納付累計額は上記金額の4倍前後、しかし支払われる年金額は上記年金額の2倍を大きく下回る。
低所得者に十二分に配慮した年金制度。他人の年金額を知る機会がないので表面化しないが、これでは反乱が起きても不思議ではないだろう。
ちなみに
国民保険の納付率:57.1%(H25年1月末現在)
厚生労働省の報道機関向け資料に依る
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002y4xo-att/2r9852000002y51n.pdf
2013.06.24追記
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130624-00000031-jij-pol
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国民年金納付率、59.0%=7年ぶり改善―厚労省
時事通信 6月24日(月)10時4分配信
厚生労働省は24日、2012年度の国民年金保険料納付率が前年度比0.3ポイント増の59.0%となり、7年ぶりに改善したと発表した。未納が続けば強制徴収で差し押さえになると知らせる「特別催告状」を送る取り組みを、12年度から全国で実施したことなどが改善の要因とみている。
ただ、目標の60%には届かず、依然として低水準にとどまっていることから、厚労省は「厳しい状況との認識は変わっていない」と指摘。免除制度対象者への周知や、高所得の未納者への強制徴収などの取り組みを進め、「納付率の引き上げに全力で取り組んでいきたい」としている。
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目標は60%???