再婚して半年経った頃、
私の持ち込んだ荷物にケチを付ける様になってきた、
そして、夫の判断で捨てられる、
それは今でも変わらず、ふと気がつくと、
私の留守に、
何の断りもなく捨てられている、
友人に頼み秋田の名人に編んでもらった蔓のかご、
今はお使いかごはいらないだろうと捨てられた、
デパートで売ると、7~8万かなと友人が残念がった、
もちろん、
家の中を散らかしてはいけない、
床に落ちている小さなごみもほこりも
リビング、洗面所、2階と3台置いてあるハンディー掃除機で
吸い取る。
朝起きると、冷蔵庫のチェックが入る、
普通のマヨネーズと2分の1マヨネーズを使い分けていたが、
少ない方を捨てる、ケチャツプとピザトマトソース、
少ない方が捨てられる羽目にあう、
タッパーにおいては悲惨、適当に捨てられるので、
蓋がなかったり、蓋があっても下の部分がない、
使えなくなる。
夫に冷凍食品とレッテルを貼られているのは、
作り置きした餃子の具やオムレツの具
残りご飯、使いきれなかった肉類など、
冷凍保存品であるのに、
冷凍食品を食べさせられている、と怒る。
冷蔵庫をどけて下を掃除するのに重すぎる、
床が抜けてしまうと怒り出す。
冷蔵庫は月に一度ぐらいの頻度でどけて
冷蔵庫下を掃除して、ワックスをかける。
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再婚して、3年目あたりから、夫婦寝室別となる、
その理由はベット下の掃除、
毎回掃除機をかける時には、
ベットの四隅についているキャスターのストッパーを外し
ベットの下を掃除する、
夫が使っていたセミダブルのベットに2人、スリムではない私は
首や肩の痛み、寝心地の悪さに悩まされていた、
夫は狭くないといい
隣の部屋にあるシングルのベットを並べる提案をするが
部屋のスペースから
そのキャスターを外し
上手く2台のベットを動かして下を掃除できないと言い張る。
ベット下の掃除が出来ないことが苦痛になるようだった。
ダブルベットを探しに家具店を回るが、
キャスター付きは故障が多く今は製造されていないようで、
それも断念したが、
喧嘩の末、夫は枕を持って隣の部屋に出て行き、
そこから寝室別になった。
夫の、「自分はもう歳をとって、家の立替のローンが組めない、
築25年の家を少しずつ手入れをしながら大事にしたい、」
そんな気持ちを大事にしたいと思ったが、
そこから、神経質、綺麗好きだけと感じていた事が、
今まで生きてきた環境の違いを思い知らされることになる。