7時30分に母親に電話。お粥を少しだけ食べられたと言う。食事が少しでもできると安心感が高まり心が落ち着くようだ。そうすると電話での応対の言葉もしっかりとした感じになる。昼に病院。少しだけ食欲も出ている。とは言っても出される食事の1/8程度の量しか食べないのだが。取りあえず母親の心が落ち着いているので安心して13時過ぎに退室。帰りに会館事務のFさんの所に寄ってコンサートのチケットを受け取り帰宅。16時前にEさん宅に伺い仕事。ヘルパーさんが2人付いての介護をしている。19時から後楽園でRufus Wainwrightを観る。第1部は新譜からの曲を映像を交えて弾き語りすると云う企画。その登場から全曲終えてステージ袖に引っこむまで一切拍手はしないで下さいとの注意があった後に始まる。シュールな映像や衣装も含めてどこか演劇的な臭い。こちらもやや緊張して観る。しかしこのような構成のショウなわけだから曲の途中で遅刻入場者が「スイマセン」なんて言いながら自分の前のせまい空間を横切られたら折角の緊張感も途切れる。途中入場者の扱いも事前に告知して第1部が終了するまで客席後方での立ち見での観覧にしたらよかったのになと思う。第2部はがらりと雰囲気も衣装もカジュアルに変えてカバー曲をアクセントに彼自身の名曲を弾き語る。前半の緊張を吹き飛ばすかの如くジョークも交え明るい雰囲気。見事なショウだったと思う。インターミッション時に病院に行っている妻からのメールを読む。今日は越谷の叔母が見舞ったと言う。母親の一番気を許せるヒトなので気は紛れたかも知れない。22時に妻を駅まで呼び出して居酒屋で食事してから帰る。
母親朝食食べず。食物を口に入れると大量の分泌物が出て飲みこめないという。薬の副反応のようなのだけれど医者も原因は分からないと言う。14時ころになり病院に戻る準備をはじめたら行きたくないと涙目で愚痴りだす。まあ仕方のない反応だと思う。15時30分に車に乗せて病院へ。食べられないのと病院へ戻ったことの精神的影響でさらに食べられない気持ち度が増している。「困ったな」と行き場の無い思いを言葉にするもこちらとしてもどうしようもない。なだめるも、もしかしたらかえって不安感を増しているのかもしれないと思うも他に施しようもなく大丈夫だよを繰り返す。けっこう辛い状況。夕食出るも手を付けず。なわけで薬も飲めず。目立って不安な状況なのでしばし付き添う。21時の薬も飲めないと拒否。看護師も困り当直の女医を呼ぶ。なだめるように話す。しばらくして落ち着いたら飲みましょうねと言って帰る。22時に看護師来たら飲めそうだと言って飲む。しかしながら飲みこんだ後のしばらくの沈黙に顔を曇らせ固まった風。死にたいよと口に出る。それでも薬を飲めたて安心したのかもう帰ってもいいよと言う。22時15分に退室。また雨が降り出していた。日曜の夜の雨はさみしい。
7時40分に電話。大丈夫だよよ返答あり。昼に病院。いつも通りだ。で・・病院の駐車場。駐車券をいつもしているように運転席の灰皿のトレイのふたの隙間に挟む。いつもは置いていないCDのケースが倒れて慌てて手を出したらトレイが開き、そこに挟んでいた駐車券を手で押してしまいった形で車体とトレイの隙間に押し込んでしまう。なわけで駐車券は車体を解体しなければ取りだすことのできない場所に迷い込んでしまった。仕方ないので事務所に申し出。こんなわけで駐車券無いんだけどと言う。入庫時間を申告してナンバー控えられ書類にサインして出庫用の駐車券を貰う。今回は申告通りの時間での料金を戴きますが次回にこのようなことがまたありましたら数千円の徴収になりますよと言われて一件落着。で・・帰り道。トロトロと走っていたらミラーを少しだけコスってしまう。慣れている道なのになんか今日はヘンだと思う。やっぱ疲れ出てんだなと自戒する。仕事終えてから病院。妻を拾って20時30分帰宅。昨日380円で買ってきたNeil DiamondのLPが今日の気分を解す。名盤だと思う。
昼に病院。26日の状況から比べれば母親の状況はウソのように平穏な雰囲気。随分と落ち着いている。雨強し。歩くのがおっくうで車で出る。池袋⇒渋谷。デパートのカードで駐車場がタダなところだけに行く。車置いてレコード屋。380円コーナーで時間つぶし。数枚抜き買う。雨の晦日のため明治通り渋滞。イライラしつつ運転。19時過ぎに病院へ。妻乗せて20時15分帰宅。相変わらず雨。
7時40分に母親に電話。先週の状態に戻っている感じなので今日からまた通常(ではないのだけれど)の態勢に戻すことに。10時にW部が洗浄液を持って来る。今日は忙しいと言って仕事はなし。来週来ると言って帰る。昼に病院。13時まで。午後の仕事終えてから迎えに病院。しかし今日は花粉症症状酷し。鼻ぐじゃぐじゃ目ショボショボくしゃみクシュんクシュン。脳みそ霞んで鼻啜るから肩にチカラ入って全身にダルさ。春先の症状とほとんど変わりないじゃんと思う。21時30分にS木から電話。介護関連の事業所から仕事のオファーありで受けるかどうかを悩んでいると言う。話を聞けばボクの関係しているやつよりもシビアな内容。精神的にも肉体的にも負担が大きそうなのでボク的には否定的な見解。還暦なんだから無理して自分が介護されるようになったらどうするんだと言う。しかしまだ悩んでいる風。あとは本人の決断なわけだ。