とき:2013年9月22日(日)
ばしょ:日光男体山(栃木県)
標高:2486m
前日、夕方新宿を出るステーシアに乗って、日光へ。翌日登山口に向かうバスの時刻を東武日光駅で確認し、JR日光駅前の『日光ステーションホテル」に泊まった。
翌朝は、快晴。男体山や女峰山がくっきりと見えた。
駅前の標高は543m。男体山は、2486m。標高差1943m。
ただし、登山口となる「二荒山神社前」までは、バスでいろは坂を経て732mかせぎ、1275mから歩き始ることになる。だから、実際の登りは、1211m。これは、かなりきつかった。登りに次ぐ登り。容赦ない直登だった。
6:15 日光駅発(バス)
7:10 二荒山神社着
7:15 二荒山神社発
8:15 4合目
9:15 8合目
10:10 9合目
10:35 頂上
11:15 頂上発
13:45 二荒山神社着
14:05 二荒山神社発(バス)
15:15 日光駅着
神社で、登拝届を出すと、お守りがいただけた。入山料500円。
神社の奥に続く熊笹の中の道をぐいぐいと登って行くと、工事関係車両用の林道に出て、そこをしばらく歩く。最初から、休みなく登ってきた後の道でほっと一息、おしゃべりしながら、さくさく歩いた。4合目で、休憩した後、鳥居をくぐったら、そこからは急登。大きな岩がごろごろしたり、崩れて1mぐらい掘れてしまっているような道を進んだ。紅葉には少し早かったが、木々は色づき始めていた。
登って登って、大変だったけれど、ときどき振り返ると、中禅寺湖が、とってもきれいに見えた。
ようやく9合目。崩れてくるのを防ぐように設置されている木の階段を登る。次第に、溶岩のざれ場になってきて、ますます、歩きづらくなる。登ったことはないけれど、富士山はこんな感じなのだろうか。あと少しかと思ったら。また急な木の階段が見えてきて、うんざりする。ようやく見えたきた頂上を励みに登った。
そして、頂上へ。あいにく雲が上がってきて、楽しみにしていた絶景は望めなかった。連休とあって、頂上はにぎわっていた。大田原高校の山岳部が、4合目から頂上までのタイムを計っていた。「3424」「3446」一人登って来るたびにコールされているので、「34分36秒ってことですか」と聞いてみると、4合目から頂上まで、34分46秒ということだという!そして、さらに、昨日、市民マラソンランナーの川内優輝が来て、下から1時間で往復したと言っていた!すごすぎる。
頂上には、鉄剣が立っていた。
下り。ときどき、走り下りてくる高校生を脇に避けて待ちながら、降りてきた。朝来た時よりも、木々が赤くなったように思った。
神社に戻ったら、朝は気づかなかったが、札がたくさんぶら下がっっていた。何十回も登った人。一日に3回も登った人。連続何日登った人。毎年登った人。いろいろな人の記録が書かれたいた。感嘆した。
バス停に行くと、ちょうどバスが来ることがわかり、待ったが定刻に来ない。渋滞だ。10分ほど遅れて来たバス。駅までも、渋滞。行きは55分だったが、1時間10分かかった。町には、外国人がたくさん。さすが、世界遺産。日本人の観光客も、紅葉まっさかりの時期にはもっと増えるだろう。マイカー規制を考えた方がいいのではないか。
それから、バスの車窓から見えた街並み。繁盛している店もあったけれど、さびれているところや、人が住んでいないのだろう家が通り沿いにあった。世界遺産の街でも、そうなのかあと、考えさせられた。
何はともあれ 百名山51座登頂!