山ぶろぐ

百名山完登をめざして 現在66座

会津駒ヶ岳

2011年04月02日 | 旅行
とき:2007年8月19(日)20日(月)
場所:会津駒ケ岳(福島県桧枝岐村から)
高さ:2133m

 

イメージ 1 スペーシア鬼怒川3号(新宿発10時35分 鬼怒川温泉着12時38分)に乗り、今回の旅が始まった。スペーシア鬼怒川号は東武鉄道だが、平成18年3月から新宿に乗り入れるようになったそうで、JR中央線から直接乗り換えることができた。取っておいた指定席(11番A,B,C)は、ちょうど冷房の吹き出し口の下で冷たい風が吹き付けていて、山で寒かったらと持ってきたフリースを着た。まさか、列車内で着ようとは。。。
鬼怒川温泉で野岩鉄道に乗り換え。2両編成のかわいい列車は、のんびりと緑の中を走っていく。

 

イメージ 2 やがて着いたのが、会津高原尾瀬口駅。ここから桧枝岐村までは路線バスで1時間30分。しかも次のバスまで1時間待ちということが分かっていたので、何か食べて待ってようか、それにしても長いね、なんて話しながら歩いていたら、「桧枝岐村までお客さん迎えに行くところだから、バスの値段で行きますよ。」とタクシーの運転手さん。ラッキーとばがり、タクシーで、桧枝岐村へ。このタクシーすごい速さで(山道80キロ以上!)かなりの恐怖だった。でも、速いけれど、とても上手な運転だということがだんだん分かり、おまけに途中のスキー場や温泉、歌舞伎舞台など、観光案内もしてくれた。とっても得した気分になった。

 

イメージ 3 今日のお宿は、「かぎや旅館」。若旦那がブログを書いている。http://kagiya-ryokan.at.webry.info/ 日本秘湯の会の宿で、ひのき風呂がとても気持ちよかった。お料理も大変おいしく、名物サンショウウオも幸い出ず(笑)、自家製の野菜や豆腐、絶品の「はっとう」やいわなの刺身を振舞ってくれた。

 

イメージ 4私たちがとまった前日は、桧枝岐歌舞伎だった。宿のすぐ目の前が、その舞台のある    だったので寄ってみた。幟や舞台はそのままで、今夜行われるジャズコンサートのリハーサルをしていた。このコンサート今年初めての試みとのこと。
その夜、浴衣につっかけでコンサートに行った。日頃ジャズなどほどんど聞かないので知らない曲ばかりだったが、かやぶきの屋根と年月を経た風合いの舞台が闇の中に照らし出され、石段に座って聞くコンサートは、とてもいい雰囲気だった。結局最後まで聞き入った。




イメージ 6翌日、宿の若旦那に登山口まで車で送ってもらった。あいにくの雨。でも、歩き始めたら、雨がやみ、青空も見えてきた。
この山の登山口から頂上までの標高差は1200m。はじめの登りはかなりきつかったが、水場を過ぎると少し緩やかになる。樹林帯を抜けたら、燧ケ岳や駒ケ岳が見えるはずなのだが、雲がかかり眺望はよくなかった。
木道の敷かれた湿原を通り、駒大池に着く。駒小屋から右手、頂上に向かう。頂上は記念撮影のみで早々に降り、小屋前のベンチでお弁当とする。
(図:「日本百名山を登る上巻(昭文社)より)



イメージ 5休んでいるうちに、雲が切れてきて駒ケ岳山頂が見えてきた。帰り道は、広がる湿原、遠景と、美しい景色を堪能しながら歩けた。
樹林帯に入ってからは、行きのきつい道をひたすら下る。よくこんな急な坂を登ってきたもんだ。
山道を終え、舗装された林道を通り、国道へ。
「駒の湯」にて汗を流し、ビールにありつく。



家族で百名山 29座め




コースタイム
 7:30 登山口 
 8:45 水場 
10:00 頂上
10:40~11:50 駒大池
12:25 水場 
13:50 登山口
14:30 駒の湯 
16:20 村役場前からバス乗車、尾瀬御池へ


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